夏のキャンプで「暑くて眠れない…」という経験をしたことはありませんか?
そんなときにおすすめなのが、簡易ベッドの「コット」です。
暑さ対策としてはもちろん、コットは1年を通して利用するメリットが多く、数々のアウトドアブランドが様々な特徴を持つコットを発売しています。
そこで今回は、この夏おすすめのコットを8つご紹介。
夏キャンプ用にコットの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コットをおすすめする3つのポイント
まずは、コットを使うメリットについてご紹介します。
地面からの冷気や熱気を和らげてくれる
キャンプでの就寝時、暑さや寒さを感じる原因は、地面からの熱気や冷気が大きく影響しています。
コットを使って地面との距離を取ることで、地熱や底冷えを和らげることが可能です。
また、コットの下を風が抜けるため、夏場は通気性を確保できるというメリットもあります。
地面のコンディションに影響されない
岩だらけの川原や、整地がされていないデコボコのサイトなど、マットだけでは対応しきれない場所でもコットがあれば問題なく眠ることができます。
雨で地面がぬかるんでいる場合も、コットであれば濡れる心配はありません。
虫が多い夏場には、地面から距離を取ることで虫との接触を減らすこともできます。
ベッド以外にも用途がある
ハイコットであればコットの下に物を収納できるので、テント内のスペースを有効利用することができます。
また、コットはベンチとしても利用できるため、イスの分の荷物を減らすことも可能です。
設営や撤収の際には、仮の荷物置き場としても活用できます。
この夏おすすめしたいコット8選!
QUICKCAMP(クイックキャンプ) 「フォールディング コット」
一人でも簡単に設営できるワンタッチ設計が魅力のコット。
本体一体型のフレームを採用しているため、収納袋から取り出したらフレームを広げてロックするだけで設営完了です。
高さが43cmあるハイスタイルコットなので、コットの下に物を収納する際にも余裕があります。
カラーは「サンド」のほかに「ブラック」と「カーキ」の3色展開。
いずれも定番カラーとなっているので、あらゆるキャンプのスタイルにマッチします。
また、5,500円というお手頃価格も大きな魅力の一つですね。
サイズ | 長さ191×幅64.5×高さ43cm |
重量約 | 8kg |
価格 | 5,500円 |
ogawa 「アルミGIベッド ワイド」
品質の良いテントメーカーとしても人気を集める、ogawaのアルミ製コット。
幅66cmだった従来のサイズよりも一回り大きい、幅75cmのワイドタイプです。
長さも205cmとかなり大きめに作られているため、身体の高い方でものびのびと余裕を持って横になれます。
シンプルなデザインだけにogawaのイラストロゴが目を引き、ogawaファンの心をくすぐるアイテムですね。
サイズ | 長さ205×幅75×高さ49cm |
重量 | 7.1kg |
価格 | 15,400円 |
TARASBOULBA(タラスブルバ) 「ウルトライージーコット」
高さ約16cmのロースタイルコット。
ソロ用のテント内に設置しても、天井との距離がしっかりとれる高さですね。
収納時のサイズも47cmほどとコンパクトなため、バックパックに収納することも可能。
重量も3.1kgと軽量なので、ツーリングキャンプや徒歩キャンプの際に重宝しそうです。
また、商品の名前を見てもわかるように、設営のしやすさがこのアイテム最大の特徴となっています。
これまで組み立てに力が必要だったロック部分をレバー式にすることで、女性の力でも難なく設営することができますよ。
サイズ | 長さ182×幅72×高さ16cm |
重量 | 3.1kg |
価格 | 14,190円 |
LOGOS 「デザインコンフォートベッド(LOGOS LAND)」
収束型のチェアの構造をコットにも応用し、広げるだけで組み立てが完了するというユニークなアイテム。
コットとしては珍しいフレーム構造です。
幅72cm、長さ205cmとゆったりサイズが確保されていて、大人の男性でもリラックスできます。
シート部分はLOGOSアイテムをモチーフとした新デザイン「LOGOS LAND柄」。
よく見るとLOGOSの定番アイテムや「ロ」「ゴ」「ス」の文字が隠れているそうですよ。
柄デザインのコットを探している方にもおすすめのアイテムです。
サイズ | 長さ205×幅72×高さ34cm |
重量 | 6.4kg |
価格 | 13,970円 |
Nordisk(ノルディスク) 「Rold Wooden Bed(ロールドウッドベッド)」
脚部にブナ材を使用し、シート材にはキャンバスコットンを採用した、Nordiskらしいスカンジナビアデザインのコット。
シート上部だけでなく、収納バッグにもかわいいイラストロゴ付きです。
シンプルでありながら機能的な構造は、他のNordisk製品と共通しています。
アウトドアだけでなく家の中で使用しても違和感のないデザインなので、自宅用のお昼寝ベッドやサブベッドとして置いておいてもよさそうですね。
使用しないときは半分に折りたためるため、コンパクトに収納することができますよ。
サイズ | 長さ191x幅65x高さ40cm |
重量 | 8.4kg |
価格 | 40,700円 |
Snow peak 「スノーピークコット ハイテンション」
どっしりとした安定感が魅力のコット。
体重に合わせてしっかりと保たれたシートのテンションが心地よく、自宅で普段使いしているという方も多いほど。
厚みのあるシートと、きしみの少ないフレームが深い眠りを誘います。
価格は43,450円とお高めですが、アウトドアでも眠りの質にしっかりこだわりたいという方におすすめのアイテムです。
サイズ | 長さ200×幅65×高さ32cm |
重量 | 6kg |
価格 | 43,450円 |
Hilander(ハイランダー) 「レバー式GIコット(ウッド)」
フレームにブナ材を使用したウッドデザインでありながら、7,980円という低価格がうれしいアイテム。
シートにはポリエステルが採用されていますが、600デニールの丈夫な糸とコットンライクなアイボリーカラーを使用することで、ナチュラルな雰囲気に仕上がっています。
さらに、フレーム部分のレバーを3箇所固定するだけで設営が完了するという簡単構造。
レバーは握りやすく、上から押し込むタイプなので、力が弱い方でも無理なく組み立てられます。
幅は63cmと小さめに作られており、小柄な方やコットでスペースを取りたくないという方におすすめです。
サイズ | 長さ196×幅63×高さ36cm |
重量 | 7.7kg |
価格 | 7,980円 |
WHATNOT(ワットノット) 「タクティカルコット」
兵庫県の人気アウトドアショップ「WHATNOT」が手掛けるコット。
ハイスタイルとロースタイルの2段階調節が可能で、シーンによって使い分けができます。
両サイドに装備されたベルトループは、シェラカップやタオルなどを引っ掛けておくのに便利。
コットの収納袋にはベルクロ(マジックテープ)が付いており、コット上部のベルクロと連結が可能です。
タオルや衣類などを収納袋に詰め込めば、枕として活用できます。
さらに、シート部分には撥水加工をほどこし、耐荷重150kgを実現するなど、キャンパーが喜ぶ細やかなアイデアが詰め込まれたアイテムです。
サイズ | 長さ190×幅70×高さ16.5(ロー)/37.5(ハイ) |
重量約 | 3kg |
価格 | 19,800円 |
夏キャンプでこそコットの良さを実感できる!
夜眠るときに限らず、コットがあれば好きな場所にくつろぎスペースを作ることができます。
木陰や水辺など、涼しい場所を見つけて移動することも可能です。
自分なりのスタイルで、コットを活用してみてくださいね。