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車中泊の出来るセダンの「選び方」を徹底解説!セダンの車中泊は意外と快適?

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車の旅が好きで、長距離を走るからセダンの方が楽だよな。
でも、セダンって狭いから車中泊しにくいのかな。

こんなあなたの疑問を、この記事で解消していきましょう。

結論から言うと、セダンは車中泊に向く車ではありません。天井は低く、シートもフルフラットにならない車種が多い。フルフラットにできても、ゴツゴツとした段差が気になってしまう。
本来、走りに重きを置いた車ですからね。車中泊をすることを想定して作られていません。

しかし、実は工夫次第でセダンでの車中泊は十分に可能なのです。

それでは、車中泊に向くセダンの選び方から快適に寝る工夫、揃えておきたいアイテムまで、解説をしていきますね。

車中泊に向くセダンの選び方

車中泊をするときは、前席を倒して車内をフラットにして横になるのが一般的でしょう。

アウトドアに向かないセダンで車中泊をするには、まず車の選び方が重要です。以下の3つのポイントを気をつけてください。

  • 居室が大きなセダン
  • 出来るだけフラットになる
  • トランクスルー機能がある

それぞれ、解説していきますね。

居室が大きなセダン

当然ですが、居室が大きいほど足を伸ばせるので寝やすいです。

車の大きさといったら長さ、幅、高さとありますが、車中泊において重視すべきは長さ。

運転席を倒して車と並行に寝るのが車中泊の標準スタイルなので、幅はそれほど広くなくても大丈夫です。

また、天井が低いと圧迫感があり少々寝にくいですが、慣れてしまえば問題ありません。

しかし、長さがないと足を伸ばして寝られないので、非常に寝にくい体勢になってしまいます。

旧型インサイト

出典:HONDA

上の画像は、旧型のHONDAインサイトの寸法図。

居室の長さを見ると「1935mm(193.5cm)」とあり、足を伸ばして余裕で寝られそうな印象ですが、気をつけてください。

実際の車にはハンドル等の内装部品がついていますし、後部座席のヘッドレストの後ろ側まで丸々寝るスペースとして活用できるわけではありません。

実際は、身長170cm程度の平均的な日本人男性が、足を伸ばしてギリギリ寝られる程度かと思います。

出来るだけフラットになる

快適な寝床の条件として、段差や凸凹が少ないことが挙げられます。つまり、フルフラットになる車なのかが車選びの重要なポイントです。

ヘッドレストを取り去り、運転席と助手席を倒せばフルフラットになるセダンを選んでくださいね。

ただ、フルフラットとメーカーが銘打っていても気をつけてください。
車中泊向きなワゴン車は本当にキレイなフラットになりますが、セダンのフルフラットはシート間の段差やシートベルトの受け側で凸凹がある場合が多いです。

マークX 出典:CAR-TOPICS

上の画像はTOYOTA・マークXのフルフラット。シート間の段差や肘掛けが気になりますね。

トランクスルー機能がある

トランススルーとは、後部座席とラゲッジルームの間の壁が倒れるようになっている機能。
本来は、スキーの板や釣り竿など、長尺の物を収納するためのものです。

トランクスルー出典:HONDA

上の画像は、HONDAのインサイトのラゲッジスルー機能。このように、居室と荷室が一体化するようなイメージです。

狭いセダンですが、壁を取っ払うことで足を伸ばして寝られます。

フルフラットにしなくても寝られる?奥の手を紹介

フルフラットにしてラゲッジの壁を取っ払い足を伸ばして寝るのがオススメですが、他にも寝方はあります。

  • 後部座席で横になる
  • トランクルームに寝る(非推奨!)

後部座席で横になれば段差が少ないので、特に装備がなくても寝られます。
ただ、確実に足は伸ばせませんし、ぐっすり眠るというよりは、仮眠に近いでしょう。

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出典:HONDA

HONDAインサイトの後部座席。足元のスペースを何かしらで埋められれば、まだマシに寝られる…かも。

また、映画に登場するワルモノに捕まった人質のように、トランクルームで寝るという話も聞いたことがあります。

出典:HONDA

確かに完璧なフラットで寝やすいかもしれませんが、推奨しません。

中は真っ暗で手元も見られませんし、仮に中から開けられない事態に陥ったら閉じ込められてしまいます。密閉されるトランクだと、酸欠の危険もあります。
素直に居室で寝ましょう。

セダンで快適に車内泊するためのアイテム

本来車内泊に向いていないセダンで快適な一夜を過ごすためには、それなりの準備が必要です。

車中泊するのに揃えておきたいアイテムは以下の3つ。

揃えておきたいアイテム
  • エアマット
  • 窓に貼り付けるシェード
  • 小物入れ

解説していきますね。

「エアマット」で不快な段差をマシにする

段差を完璧に解消できない以上、凸凹をマシにするエアマットは必須です。

出来るだけ厚いエアマットの方が凸凹がなくなって快適に寝られるのですが、空気の出し入れに時間がかかったり、かさばったりするなどの欠点もあり。

私の経験上ですが、最低5cmは欲しく、10cmも厚みがあれば割と快適に過ごせると思っておいて大丈夫でしょう。

「窓に貼り付けるシェード」で視線や日光を遮る

窓にシェード(目隠し)を貼ることで、人々の視線、早朝の朝日、冬の寒さなどを遮れます。

シェードにも薄いものから厚いものまで様々ありますが、断熱材が入った厚いものが年中使用できるのでおすすめです。

スモークで代用できそうなものですが、フロントガラスや前席のガラスには貼れないですし、断熱効果も無いので力不足です。
シェードは快適な車中泊に必須だと言えますね。

「小物入れ」でメガネや携帯の紛失を避ける

車の中って小物を無くしがちですよね。

特に寝ようとしているときは意識レベルが下がっているため、手に持っていたスマホやメガネをどこか適当なところに置いてしまうことも。

そして、起きたらどこに行ったのか分からない。私自身、そんな事態に陥ったことがあります。

シートの下とか隙間とか、狭いところに入り込んでしまったら厄介です。
車中泊をするときは、小物入れを車内に装備しておきましょう。

まとめ

セダンで出来るだけ快適に車中泊するための車の選び方から注意点、必要なアイテムを紹介していきました。

セダンは狭いですが、走行時の安定性はピカイチな為、長時間運転をしていても疲れません。しかしながら車中泊においては、他車種とやや差をつけられがち…。

それでも工夫次第で車中泊の快適度は底上げが可能です。車中泊を繰り返して、自分なりの工夫も見つけてみてくださいね。

ぜひ、適したセダンを選んで、ご紹介させていただいたアイテムを揃え、快適な車中泊を実現してください!

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じゃこ
じゃこ
100泊以上のキャンプ経験があるキャンパー。スタイルは超軽装備のソロキャンプまたはグループキャンプ。快適さより機動力とフットワークの軽さを重視します。キャンプしながら車で旅するのが好きです。旅、キャンプブログも運営中(https://fjgogogo.com/)