キャンプを最初から最後まで思い切り楽しむためには、しっかり睡眠をとることが大切です。
しかし、寒さや地面のデコボコなどが気になって、なかなか熟睡できないという方も多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つのが、自動拡張式のインフレータブルマットです!
今回は、おすすめのインフレータブルマットをご紹介するとともに、使用するメリットや選び方のポイントについても解説していきます。
当記事のコンテンツ
- インフレータブルマットとは?
- インフレータブルマットを使うメリット
- インフレータブルマットの選び方
- 自動拡張式で便利!おすすめのインフレータブルマット9選
- Coleman(コールマン) 「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」
- DOD(ディーオーディー) 「SOTONE NO KIWAMI(S)」
- Hilander(ハイランダー) 「2in1 インフレーターマット」
- VASTLAND(ヴァストランド) 「インフレーターマット 8cm」
- FUTURE FOX(フューチャーフォックス) 「キャンプマット 自動膨張式 8cm ノルディック柄」
- LOGOS(ロゴス) 「セルフインフレートマット70・SOLO(2022LIMITED)」
- QUICKCAMP(クイックキャンプ) 「車中泊マット 5CM 厚手 シングルサイズ スエード」
- THERM-A-REST(サーマレスト) 「トレイルライト女性用」
- WHOLE EARTH(ホールアース) 「MINIMALIST INFLATABLE MAT3」
- インフレータブルマットで快適な眠りを手に入れよう
インフレータブルマットとは?
インフレータブルマットとは、キャンプなどの就寝時に使用するマットのこと。
バルブを開けることで空気が入って中のウレタンが拡張する仕組みで、エアーマットよりもクッション性や断熱性に優れています。
インフレータブルマットを使うメリット
地面の凹凸が気にならない
ウレタンが内蔵されているインフレータブルマットでは、体重がマットの接地面に均等に分散されるため、首や肩、腰などが痛くなりにくいという特徴があります。
地面からの冷気を防ぐ
インフレータブルマットは地面からの冷気をシャットダウンし、底冷えを和らげたいときに効果的です。
ウレタンが入っているため、空気の層だけで冷気を防ぐエアマットよりも断熱性に優れています。
車中泊や非常時にも使える
テント泊のときだけでなく、車中泊でもシートの凹凸を気にせず快適に眠ることができます。
また、非常時の避難に備えた防災用品として常備しておくと安心です。
インフレータブルマットの選び方
サイズで選ぶ
同じ「1人用」の商品でも、長さや幅などに違いがあります。
テントやコットのサイズ、そして自分の体格合ったものを選ぶのはもちろんですが、ゆったり眠れる大きさを重視するのか、収納時のコンパクトさを重視するのかなど、優先順位も踏まえて選びましょう。
収納時のサイズも商品によって大きく異なるので、必ずチェックしてくださいね。
厚さで選ぶ
インフレータブルマットでは、厚みが性能に大きく関わってきます。
ざっくりとしたイメージですが、下記を参考にしてみてください。
10cm
かなり厚め。ベッドのような快適性が期待できますが、収納時のサイズも大きいので家の収納スペースや車の積載量に余裕がある方向け。
5~7cm
体格が大きい人であればクッション性にもの足りなさを感じる可能性はあるものの、一般的には快適に就寝できる厚さ。
~3cm
収納時のコンパクトさを重視する方向け。厚みがあるマットに比べるとクッション性は劣りますが、あるとないとでは寝心地が大違いなので、マットとしての役割はじゅうぶん果たしてくれます。
自動拡張式で便利!おすすめのインフレータブルマット9選
Coleman(コールマン) 「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」
キャンプでの睡眠の質を追求した、コールマンのインフレータブルマット。
リバーシブルになっていて、裏と表で寝心地が異なります。
沈み過ぎないしっかりとした寝心地が好きな方は表面のソリッドフォームを、ストレッチの効いた柔らかな寝心地が好きという方は裏面の使用がおすすめです。
17,000円という決して安くはないお値段ですが、睡眠時の快適さを求める方には納得のいく買い物になるはず。
Coleman(コールマン) 「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」の基本情報
価格 | 17,000円(税込) |
サイズ | 約W68×D198×H10cm |
収納サイズ | 約21×72cm |
重量 | 約2.7kg |
Coleman(コールマン) 「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」のレビュー
今まで使っていたマットが使えなくなるほど快適。4泊しましたが身体が痛くなることもなく、「最高」のひと言です。
DOD(ディーオーディー) 「SOTONE NO KIWAMI(S)」
家で寝ているかのような環境を再現できる、厚さ10cmのインフレータブルマット。
付属している枕は、マット本体の空気を追加したいときのエアポンプとしても機能します。
マットのシーツにはポリコットンを使用しているためさらりとした肌触りが心地よく、さらに本体、枕ともにシーツの丸洗いが可能です。
収納時のサイズはこんな感じで、少し大きめ。
S、M、Lとサイズ展開されているので、テントに広さに合わせて複数を組み合わせてみるのもおすすめです。
DOD(ディーオーディー) 「SOTONE NO KIWAMI(S)」の基本情報
価格 | オープン価格 |
サイズ | 約W80×D208×H10cm |
収納サイズ | 約W91×D23×H23cm |
重量 | 約4.6kg |
DOD(ディーオーディー) 「SOTONE NO KIWAMI(S)」のレビュー
撤収時に少し労力が必要ですが、寝心地は最高。まだ真冬には使用していないですが底冷えも完全にシャットダウンしてくれそうです。
Hilander(ハイランダー) 「2in1 インフレーターマット」
2WAYタイプのインフレータブルマット。
5cm厚のマットが2枚セットになっており、2枚重ねて連結シーツを被せることで10cm厚のマットとしても使用できます。
収納袋もそれぞれに付属しているので、5cm厚のマットとして単独で持ち出すことも可能。
ソロキャンプも2人キャンプもするという方におすすめのアイテムです。
Hilander(ハイランダー) 「2in1 インフレーターマット」の基本情報
価格 | 10,980円(税込) |
サイズ | 約W65×D190×H10cm(連結使用時) |
収納サイズ | 約W20×H65cm(マット1枚あたり)、約W20×D10cm(連結専用シーツ) |
重量 | 約1.6kg(マット1枚あたり)、約320g(連結専用シーツ) |
Hilander(ハイランダー) 「2in1 インフレーターマット」のレビュー
使うと寝心地が最高になります。
VASTLAND(ヴァストランド) 「インフレーターマット 8cm」
2018年に兵庫県で誕生したアウトドアブランド「ヴァストランド」からも、インフレータブルマットが登場しています。
収納袋をあえて大きめに作り収納バンドも付属することで、収納時のストレスを軽減。
また、空気を取り込むバルブが2つあるため膨らむのが早く、約1分で使用可能な状態になります。
サイドにボタンが付いているので複数での連結使用が可能なほか、裏面に滑り止め加工が施されているため傾斜のある場所や車中泊の際にも重宝しますよ。
カラーバリエーションはオリーブ、グレー、タン、ブラックの4色展開です。
VASTLAND(ヴァストランド) 「インフレーターマット 8cm」の基本情報
価格 | 5,980円(税込) |
サイズ | 約W65×D192×H8cm |
収納サイズ | 約22×63×22cm |
重量 | 約2.7kg |
VASTLAND(ヴァストランド) 「インフレーターマット 8cm」のレビュー
膨らむまでに時間がかからず、厚みもしっかりあります。他の製品と比べて畳むのが楽でコンパクトになるので購入して正解でした。
FUTURE FOX(フューチャーフォックス) 「キャンプマット 自動膨張式 8cm ノルディック柄」
2021年10月29日に発売されたばかりの新商品。
今までになかったノルディック柄のデザインが最大の特徴で、ノルディック調のアイテムを集めている方やテント内にアクセントがほしいという方におすすめです。
ヴァストランドと同様にバルブが2つ付いているタイプなので、約1分ほどで完成します。
複数連結も可能なので、色違いで購入して色の組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
FUTURE FOX(フューチャーフォックス) 「キャンプマット 自動膨張式 8cm ノルディック柄」の基本情報
価格 | 6,280円(税込) |
サイズ | 約W57×D183×H8cm |
収納サイズ | 約27×75×27cm |
重量 | 約2.5kg |
LOGOS(ロゴス) 「セルフインフレートマット70・SOLO(2022LIMITED)」
ロゴスからは、早くも2022年限定カラーが登場。
高密弾力でクッション性が高く、寝心地は抜群です。
7cmという厚みを確保しながらも、圧縮すれば直径18cmとコンパクトに収納できます。
連結しての複数使用も可能です。
また、裏と表でリバーシブル仕様となっているため、好みやサイトの雰囲気に合わせてベージュとレッドを使い分けることができます。
LOGOS(ロゴス) 「セルフインフレートマット70・SOLO(2022LIMITED)」の基本情報
価格 | 9,900円(税込) |
サイズ | 約W65×D188×H7cm |
収納サイズ | 約18×59cm |
重量 | 約2.1kg |
QUICKCAMP(クイックキャンプ) 「車中泊マット 5CM 厚手 シングルサイズ スエード」
大きめサイズで大型車での車中泊にもぴったりなインフレータブルマット。
上品な色みとスウェード素材の高級感がかっこよく、裏面にはズレ防止の滑り止め加工も施されています。
収納時のサイズはこんな感じ。
収納袋にはショルダーストラップが付いているので、複数をまとめて持ち運びたい時にも便利です。
穴が開いてしまった時に使えるリペアキットが、裏表生地ともに付いているがうれしいですね。
QUICKCAMP(クイックキャンプ) 「車中泊マット 5CM 厚手 シングルサイズ スエード」の基本情報
価格 | 4,200円(税込) |
サイズ | 約W70×D201×H5cm |
収納サイズ | 約20×68×18cm |
重量 | 約2.1kg |
QUICKCAMP(クイックキャンプ) 「車中泊マット 5CM 厚手 シングルサイズ スエード」のレビュー
寝心地、固さ、広げやすさ、片付けやすさなど、どれも文句がないので使用感に関しては大満足。
これから使用して耐久性も問題なければコスパは最強かもしれません。
THERM-A-REST(サーマレスト) 「トレイルライト女性用」
快適さを重視した「CAMP&COMFORT」シリーズ、軽量さを重視した「FAST&LIGHT」シリーズなど、あらゆるシーンに対応したスリーピングマットを展開しているサーマレスト。
この「トレイルライト」は、快適さと軽量さ、コンパクトさのバランスを考えて設計された「TREK&TRAVEL」シリーズのアイテムです。
女性用モデルでは、冷えを感じやすい背中と足元の断熱性がアップされています。
THERM-A-REST(サーマレスト) 「トレイルライト女性用」の基本情報
価格 | 13,200円(税込) |
サイズ | 約W51×D168×H3.8cm |
収納サイズ | 約28×15cm |
重量 | 約710kg |
WHOLE EARTH(ホールアース) 「MINIMALIST INFLATABLE MAT3」
徒歩キャンプやツーリングキャンプなど、携帯性を最重視する方におすすめなインフレータブルマット。
全長120cmの膝丈サイズですが、コンパクトながらも頭、腰、膝部分のクッションや底冷え防止の役割を担ってくれます。
表面は汚れをふき取りやすいポリエステル、裏面は滑り止め効果のあるラバードット仕様です。
WHOLE EARTH(ホールアース) 「MINIMALIST INFLATABLE MAT3」の基本情報
価格 | 5,060円(税込) |
サイズ | 約W54×D120×H3cm |
収納サイズ | 約17×30cm |
重量 | 約800g |
WHOLE EARTH(ホールアース) 「MINIMALIST INFLATABLE MAT3」のレビュー
想像していたとおり、使い方も収納も簡単でした。使用感もよく、コンパクトで大満足です。
インフレータブルマットで快適な眠りを手に入れよう
キャンプでの睡眠アイテムと言えばシュラフやコットが注目されがちですが、インフレータブルマットを導入することで「ぐっすり眠れるようになった!」と驚いた方も多いはず。
これからの季節、テントでお篭りキャンプをする際にもマットがあると快適に過ごせるのでおすすめですよ。