ふわふわとした肌触りのよさと優れた保温性を兼ね備え、幅広い季節に対応することができる「フリースベスト」。
肌寒い秋の季節はアウターとして、また冷え込む冬の季節はインナー(中間着)としてキャンプで大活躍します。
そこで今回は、秋冬シーズンにポカポカ温かく着用できるフリースベストをご紹介!
選ぶときのポイントとともに、「パタゴニア」や「コロンビア」など人気ブランドのおすすめモデルを厳選してご紹介します!
当記事のコンテンツ
フリースベストは秋冬キャンプの防寒着におすすめ!
出典:LLビーン公式サイト
軽くてふわふわ柔らかく、秋冬の定番素材として人気の「フリースベスト」。
ポリエステルの起毛素材であるフリースは、起毛した空間に体温で温まった空気を溜め込むことで高い保温性を発揮します。
そんなフリースベストのメリットは以下の通り。
- ウールのようにポカポカ温かい
- 化繊素材なので軽く耐久性があり速乾性に優れている
- 肌寒い季節から冷え込みの厳しい季節まで幅広く着用できる
その一方、以下のようなデメリットもあります。
- ポリエステルの化繊素材なので火に弱い
- 通気性が高い分、風を通す
- 起毛素材なので摩擦が加わると毛玉になりやすい
フリースベストの最大の特徴は、軽く保温性に優れていること。
水に濡れてもすぐ乾くので、ダウンのように水に濡れると保温性が低下するということなく、安定した温かさをキープすることができるため秋冬キャンプの防寒着としておすすめです。
フリースベストはアウターやインナーに大活躍!
フリースベストは、肌寒い秋の季節はアウターとして、冷え込む冬の季節はインナー(中間着)として幅広く着用でき、秋冬キャンプの防寒ウェアとして大活躍!
ベストタイプならシャツやパーカーと相性が抜群でオシャレなキャンプコーデを楽しむことができ、重ね着しても着ぶくれ感を抑えて動きやすく着用することが可能です。
火に弱く風を通すのでアウトドアには不向きと思われがちですが、焚き火を扱うキャンプではコットンや難燃素材のジャケットを重ね着したり、防風ライナーを裏生地に使用したフリース素材を選ぶことで弱点を解消することができるでしょう。
フリースベストの選び方
出典:チャムス公式サイト
幅広い季節に暖かく着用できるフリースベストですが、さまざまな種類がありどれを選んでよいか困ってしまいますよね。
そこでここからは、フリースベストを選ぶときにチェックしたいポイントを解説していきます。
生地の厚さ(毛足の長さ)をチェックしよう!
フリースベストを選ぶとき、まずは生地の厚さ(毛足の長さ)に注目しましょう。
前述で述べたように、フリース素材は起毛した空間に温かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮するので毛足が長いほうがより温かく着用することができます。
毛足が長いタイプは「ボアフリース」、また毛足が短いタイプが「マイクロスリース」と呼ばれており、季節や用途によって使い分けることで快適に着用することができます。
冷え込みの厳しい冬にアウターとして着用したいなら毛足の長いボアフリース、また幅広い季節にアウターやインナー(中間着)として着用したいなら毛足の短いマクロフリースを目安に選ぶとよいでしょう。
防風素材ならより温かく着用できる
フリースベストの裏地に防風素材が貼り合わされているとより温かく着用することができます。
通気性に優れている反面、風を通してしまうのがフリース素材の弱点であり、いくら保温性が高くても十分な性能を発揮することができません。
特に風が冷たく感じる秋冬キャンプで着用する場合は、防風素材を選ぶことでより温かく着用することができるでしょう。
秋冬キャンプにおすすめのフリースベスト5選
それではここから、秋冬キャンプにおすすめのフリースベストを厳選して5つご紹介していきます。
選ぶポイントを踏まえたうえで、用途に最適なフリースベストを見つけてみてくださいね!
パタゴニア メンズ・クラシック・レトロX・ベスト
出典:パタゴニア公式サイト
フリースの元祖ブランドとして高い信頼を得るアメリカ発「パタゴニア」の定番フリースベスト。
防風性メンブレンを裏生地に採用し、風を防ぎ熱を逃さないのが特徴です。
出典:パタゴニア公式サイト
DWR(耐久性撥水)加工が施された胸ポケットと襟がクラシカルなデザインで印象的であり、アウトドアはもちろん、街着としてもオシャレに着こなすことができます。
マウンテンハードウェア ポーラテックハイロフトベスト
高機能フリース素材のポーラテックを採用した、米カリフォルニア州発アウトドアブランド「マウンテンハードウェア」の軽量ベスト。
毛足が長く軽量で保温性に優れた”ポーラテックハイロフト”フリースを使用し、暖かな空気をまとったかのような着心地を体感することができます。
袖口やサイド部分は起毛を抑えたストレッチ素材を採用しているので、摩擦による毛羽立ちを抑制することが可能。
ボリュームを抑えたシルエットで着ぶくれ感がなく、アウターやインナーとして幅広い季節に対応します。
コロンビア アーチャーリッジベスト
出典:Amazon
防風機能を備えたアメリカ発アウトドアブランド「コロンビア」の中綿入りボアフリースベスト。
冷たい風からカラダを守り、ボリュームを抑えたシルエットながら化繊綿を封入しているので見た目以上の保温性を誇ります。
出典:Amazon
風を防ぐと同時に蒸れた蒸気を外に逃がす透湿性を兼ね備えているので快適な着心地が特徴。
秋口はシャツやパーカーと組み合わせてアウターとして、また冷え込んだ冬は中間着として幅広い季節に着用できます。
コロンビア アーチャーリッジベストの口コミ・レビュー
オシャレです!上質感もあり温かい。防寒対策におすすめです。
L.L.Bean(エルエルビーン) マウンテン・パイル・フリース・ベスト
100年以上の歴史を誇る老舗アウトドアブランド「エルエルビーン」の暖かさと着心地のよさを兼ね備えたフリースベスト。
厚手300ウェイト・シェルパ・フリースを採用し、裾と袖ぐりにストレッチ素材を使用しているので優れた保温性と快適性を誇ります。
適度なゆとりを設けながらもスッキリとしたシルエットが特徴。
アウトドアからタウンユースまでカッコよく着こなすことができます。
L.L.Bean マウンテン・パイル・フリース・ベストの口コミ・レビュー
裏地はほぼメッシュ生地で秋におすすめ!173cm70kgですがアメリカSサイズでも余裕があります。
チャムス ボンディングフリースベスト
出典:チャムス公式サイト
肉厚なボンディングフリースを採用した「チャムス」の定番フリースベスト。
厚手ながら裏地に毛足の短いマイクロフリースを採用しているので着心地の良さが特徴です。
出典:チャムス公式サイト
また防風性フィルムを挟み込んでいるので冷たい冷気をシャットアウトし、肌寒い季節のアウターとして大活躍。
冬のインナーとしても着用しやすいよう、ややタイトに仕上がっています。
チャムス ボンディングフリースベストの口コミ・レビュー
比較的安くてよかった。サイズは相当です。暖かくて最高!
まとめ
今回は、秋冬キャンプにおすすめのフリースベストを紹介してみました。
軽く保温性に優れたフリースベストは、水に濡れても撥水性や速乾性に優れているので保温性が低下することなく着用することが可能。
また肌寒い季節はアウターとして、冷え込む季節はインナーとして幅広く着用できるので秋冬キャンプの防寒着としておすすめです。
今回紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、フリースベストで快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!