暖房器具

2023年11月23日 /

デメリット以上にメリット満載!カセットガスストーブで快適冬キャンプ!

ZEEN

出典: アラジン公式サイト

カセットボンベを燃料としたガスストーブ。

電源不要で手軽に扱えるとして、石油ストーブに負けず劣らずキャンプ用途におすすめです。

しかし、

「カセットガスストーブのデメリットは?」
「石油ストーブと比べてどっちが暖かい?」
「ガスと灯油、燃費やコストの違いは?」

などなど、疑問をお持ちの方が多いのでは?

そこで今回は、「カセットガスストーブの決定的なデメリット」や「それでもキャンプに最適な理由」、またデメリット以上のメリットが満載した「おすすめモデル」を厳選してご紹介!

「カセットガスストーブって実際キャンプで使えるの?」と購入を躊躇されている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

当記事のコンテンツ

カセットガスストーブの決定的なデメリットとは?!

出典:ロゴス公式サイト

カセットガスストーブのデメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  1. 石油ストーブに比べ暖房能力が低い
  2. 一酸化炭素中毒による危険性
  3. 燃焼時間が短く、ランニングコストが掛かる

それぞれ詳しく解説していきます。

デメリットその①石油ストーブに比べ暖房能力が低い

出典:ロゴス公式サイト

キャンプ用ストーブには、おもに石油(灯油)を燃料とした「石油ストーブ」カセットボンベ(CB缶)を燃料とした「カセットガスストーブ」があり、カセットガスストーブは、石油ストーブに比べ暖房能力が低くパワー不足というのが大きなデメリットといえます。

そのため、カセットガスストーブをキャンプで使用する場合、足元や手先を温めるスポット暖房としての用途に最適です。

出典:スノーピーク公式サイト

では実際、石油ストーブとカセットガスストーブでは「どれだけ暖房能力に違いがあるか」が気になりますよね。

そこで、キャンプ用ストーブとして人気が高い主要モデルを「石油ストーブ」と「カセットガスストーブ」それぞれ3つずつピックアップし、暖房能力を比較してみました。

【石油ストーブ】主要モデル別の暖房能力(暖房出力)

商品名 暖房出力
スノーピーク
グローストーブ
2.54kW
アルパカ
アルパカプラスストーブ
3.0kW
パセコ
JKH-1
3.0kW

【カセットガスストーブ】主要モデル別の暖房能力(発熱量)

商品名 発熱量
イワタニ
マイ暖
1.0kW
イワタニ
デカ暖Ⅱ
1.35kW
アラジン
ポータブルガスストーブ
2.0kW

「どれだけ暖かいか」を比較するには、石油ストーブでは「暖房出力」、カセットガスストーブでは「発熱量」を目安にすることができ、その数値が大きいほど暖房効果に優れます。

上記のように、暖房能力を比較すると石油ストーブの方が数値が大きく暖房効果に優れていることが分かります。

石油ストーブとカセットガスストーブを比較した際、石油ストーブは空間全体を暖めることができるのに対し、カセットガスストーブはスポット的に熱を発するという違いがあるため、カセットガスストーブをキャンプで使用する場合は手先や足元などカラダの一部分を温めるのに適しているといえるでしょう。

デメリットその②一酸化炭素中毒による危険性

出典:写真AC

カセットガスストーブを密閉されたテント内で使用すると、一酸化炭素中毒を引き起こす原因となり非常に危険です。

ガスは燃焼する際に熱と同時に一酸化炭素が発生し、その一酸化炭素が体内に吸収されると酸欠状態となり、頭痛やめまい・吐き気などの症状が起こるほか、重症になると意識不明や死亡に至ります。

そのため、テント内でカセットガスストーブを使用すること自体推奨されておらず、使用する際は自己責任のもと出入り口やベンチレーション(通気口)を開放し、換気をよくした状態で使用しなければいけません

出典:DOD公式サイト

また、一酸化炭素は無味無臭であり発生しても気付きにくいため、「一酸化炭素チェッカー」を使用し安全対策することが重要です。

しかし、一酸化炭素中毒はガスだけに限らず石油ストーブでも同様に起こるため、カセットガスストーブだけのデメリットとは言えず、すべての燃焼器具に対して注意が必要となります。

【関連記事】 「おすすめの日本製一酸化炭素チェッカー5選!テント内の安全は大丈夫?

デメリットその③燃焼時間が短く、ランニングコストが掛かる

出典:アラジン公式サイト

カセットガスストーブは、石油ストーブに比べ燃焼時間が短く、ランニングコストが掛かるというのもデメリットのひとつといえます。

カセットガスストーブは燃焼時間が短い?!

出典:写真AC

以下に、石油ストーブとカセットガスストーブの主要モデルを取り上げ、燃焼時間を比較してみました。

商品名 連続燃焼時間 タイプ
スノーピーク
グローストーブ
約20時間
※タンク容量:4.9L
石油ストーブ
アルパカ
アルパカプラスストーブ
約10時間
※タンク容量:3.7L
石油ストーブ
パセコ
JKH-1
約18時間
※タンク容量:5.3L
石油ストーブ
イワタニ
マイ暖
約3時間20分
※標準モード運転時
カセットガスストーブ
イワタニ
デカ暖Ⅱ
約2時間30分 カセットガスストーブ
アラジン
ポータブルガスストーブ
弱:4時間20分(260分)
強:1時間40分(100分)
カセットガスストーブ

上記のように、一度給油すれば半日以上燃焼時間が続く石油ストーブに対し、カセットガスストーブはガスボンベ1本につき平均して2〜3時間しか持ちません。

そのため、カセットガスストーブを長時間使用するためには頻繁な燃料交換が必要となり、その都度手間が掛かってしまいます。

カセットガスストーブのランニングコストは?

出典:写真AC

また、カセットガスストーブは使用時間に応じたカセットボンベを複数本用意する必要があります。

例えば、キャンプ場で1泊する場合、就寝時をのぞく夜と朝方にそれぞれ3時間ずつ使用するとすれば最低でも2〜3本のカセットボンベが必要です。

その場合、イワタニ製カセットボンベ(イワタニカセットガス CB-250S-OR)だと1本あたり440円(税込み)するので、1泊に掛かるランニングコストは約880〜1,320円となります。

これを石油ストーブと比較した場合、灯油1Lあたりの平均価格を約112〜128円(経済産業省資源エネルギー庁調査※2023年11月時点)として計算すると、タンク容量(平均5L前後)を一度満タンに給油すれば560〜640円となり、10〜20時間連続燃焼することを考えれば圧倒的に灯油(石油ストーブ)の方がコストを安く抑えることが可能です。

ランニングコストはカセットボンベの方が圧倒的に高い!!

カセットガスストーブ・・・880〜1,320円以上/泊(※〜6時間燃焼)

石油ストーブ(灯油)・・・560〜640円/泊(※10〜20時間燃焼)

 

デメリット以上にメリット満載!カセットガスストーブがキャンプに最適な理由

出典:アラジン公式サイト

カセットガスストーブは、「暖房能力が低い」「一酸化炭素中毒による危険性」「燃焼時間が短くコスト高」などのデメリットがありますが、実はそれ以上にメリットが満載です!

  1. 軽量コンパクトで手軽に扱える
  2. カセットボンベが燃料だから手を汚さず燃焼交換ができる
  3. コードレスだから設置場所を選ばない
  4. 非常時の防災用として併用できる
  5. 加湿効果がある

それぞれ詳しく解説していきます。

メリットその①軽量コンパクトで手軽に扱える

出典:アラジン公式サイト

カセットガスストーブは、石油ストーブに比べると軽量コンパクトなモデルが多く、持ち運びしやすいので手軽に扱えるのが大きなメリット

石油ストーブは、燃料(灯油)を満タンにすることでグッと重量が重くなり、また本体自体が大きいためキャンプで持ち運ぶことを考えると不利になります。

その点、カセットガスストーブなら燃料(カセットボンベ)をセットしても片手で持ち運べるほど軽く、本体自体もコンパクトなため手軽に扱えキャンプでの使用に最適です。

メリットその②カセットボンベが燃料だから手を汚さず燃料交換ができる

出典:イワタニ公式サイト

カセットガスストーブは、カセットボンベを燃料とするので手を汚さず交換できるのも嬉しいメリットのひとつ。

石油ストーブでは、灯油を扱うため手を汚したり嫌な臭いがついたり、タンクに給油するたびに手間が掛かりますが、カセットガスストーブは手を汚すことなくワンタッチであっという間に燃料交換することが可能です。

燃焼時間が短いカセットガスストーブを長時間使用するには、頻繁に燃料交換する必要がありますが、ガスボンベを入れ替えるだけですぐ使用することができるので大きなデメリットとはならないでしょう。

メリットその③コードレスだから設置場所を選ばない

出典:アラジン公式サイト

コンセントを必要としないカセットガスストーブには電源コードがないため、設置場所を選ばず好きな場所でポカポカ温まることが可能です。

そのため、テント内や前室スペース・サイト内など自由に設置できるのはもちろん、電源サイトに限定されたりポータブル電源がなかったりしてもキャンプで使用することができます。

メリットその④非常時の防災用として併用できる

出典:アラジン公式サイト

カセットガスストーブなら、緊急時や災害時でも燃料を入手しやすいため、いざというときの防災用としても大活躍します。

うっかり途中で燃料が切れても、カセットボンベならキャンプ場で購入できたりスーパーやコンビニ、ホームセンターで手軽に入手できたりするなど、緊急時でも対応が可能です。

また、もし災害が起こった際に、灯油を確保するには非常に困難であり危険でもあるため石油ストーブが使えないという状況が考えられますが、カセットボンベなら常備しやすくガスコンロの燃料としても併用できるなど、万が一に備えることができます。

メリットその⑤加湿効果がある

出典:O-DAN

カセットガスストーブは、ガスが燃焼する際に化学反応で熱と水(水蒸気)が発生します

そのため、カセットガスストーブを使用することで「加湿効果」を得ることが可能です。

空気が乾燥すると、喉を痛めたり肌がカサカサしたり、また静電気が発生しやすく体感温度も下がるなどの原因となるため、加湿効果を得ることで適度な湿度を保つことができ、快適な冬キャンプを楽しむことができます。

カセットガスストーブの後悔しない選び方

ここからは、メリット・デメリットを踏まえたうえで、「カセットガスストーブを買って失敗した・・・」と後悔しないための選び方をご紹介していきます。

ポイント①暖房能力を示す「発熱量」をチェックしよう!

出典:写真AC

カセットガスストーブを選ぶうえで、最も重要となるのが暖房能力を示す「発熱量」

前述で解説したとおり、カセットガスストーブの暖房能力は「発熱量」の数値を目安にすることができ、数値が大きいほど暖房能力に優れます。

しかし、暖房能力が大きいほど燃焼時間が短くなり、交換の手間が増えるほかランニングコストも掛かるため、用途に合わせて最適な発熱量を選ぶのがポイントです。

足先や手先を温める用途なら「1.0〜2.0kW」を目安に!

カセットガスストーブは、空間全体を暖めるというよりも足元や手先などを温めるスポット暖房に最適なため、「1.0〜2.0kW」前後の発熱量を目安に選ぶことで十分な暖房効果を得ることができるでしょう。

ポイント②「運転モード」を切り替えることができると燃費良く燃焼できる!

出典:イワタニ公式サイト

カセットガスストーブを選ぶ際は、「運転モード」が備わっているかもポイントです。

一般的に、カセットボンベ1本に対し約2〜3時間の燃焼時間が平均とされますが、運転モードを「通常」「強」「弱」など切り替えることができれば最適な暖房効果を得ることができ、燃費良く燃焼させることが可能です。

ポイント③安全機能が備わっているかをチェックしよう!

出典:アラジン公式サイト

カセットガスストーブをキャンプでも安全に使用するため、以下の機能が備わっていると安心です。

安全装置名 機能
不完全燃焼防止装置 室内酸素濃度が低くなったとき、不完全燃焼をする前に、自動的にガスを遮断してヒーターを消火
転倒時消火装置 ヒーターが倒れたり、強い衝撃が加わったときに、自動的にガスを遮断してヒーターを消火
立消え安全装置 ご使用中に風などによって火が消えたときに、自動的にガスを遮断してヒーターからガスが漏れ出ることを防ぐ
圧力感知安全装置 カセットガスが過熱され容器内の圧力が異常上昇したときに、自動的にカセットガスが外され、ガスの流れが止まりヒーターを消火
温度過昇防止安全装置 点火しているにもかかわらずファンが回らないときに本体(特に上部)が熱くなり続けることを防止するため自動的にガスを遮断して消火

※参照:岩谷産業公式サイト

カセットガスストーブに限らずテント内で燃焼器具を使用する際は、火災や一酸化炭素中毒に十分注意する必要があり、事故を未然に防ぐための安全装置は必須です。

特に、「不完全燃焼防止装置」「転倒時消火装置」「立消え安全装置」の3つは日本国内で販売するうえで搭載が義務付けられており、衝撃や風の影響を受けやすいキャンプでの使用では特に有効に機能します。

出典:SOTO公式サイト

その際は、国に登録された第三者検査機関による厳しい検査に合格した証となる「PSLPGマーク」や「JIA認証マーク(日本ガス機器検査協会)」が製品に表示されているかをチェックすることで安全性を確認することが可能です。

PSLPGマークについて
日本国内で販売されているカセットボンベを使用した携帯用ガスストーブ(カートリッジガスこんろ)は、法律上必ずPSLPGマークの表示が必要です。
PSLPGマークを取得するには、国で指定された第三者機関による検査を受け、国の基準を満たすことが確認されたものにのみ合格が与えられます。

引用:SOTO公式サイト

ポイント③軽量コンパクトなら持ち運びしやすくキャンプ用途に最適!

出典:イワタニ公式サイト

キャンプなど屋外へ持ち出す必要がある用途なら「軽さは正義!」であり、重量が軽ければ圧倒的に持ち運びしやすく携帯性に優れます。

また、本体サイズがコンパクトであればテント内に設置しても無駄にスペースを取ることがなく、かさばらず車に積載できたり未使用時は保管しやすかったり使い勝手がよいでしょう。

キャンプにおすすめのカセットガスストーブ7選

それではここから、キャンプにおすすめのカセットガスストーブを7つご紹介していきます。

暖房能力や安全性、持ち運びのしやすさに注目し、デメリット以上のメリットを発揮するモデルをピックアップしましたので、購入を検討されている方はぜひチェックしてみてくださいね!

おすすめ①イワタニ マイ暖

出典:イワタニ公式サイト

LPガス分野で国内トップシェアを誇る燃焼機器ブランド「イワタニ」が手掛ける超定番ポータブルカセットガスストーブの「マイ暖」。

軽く手軽なサイズ感で持ち運びしやすく、キャンプでのスポット暖房に最適です。

出典:イワタニ公式サイト

点火後、約1分で素早く暖がとれ、連続燃焼時間が約3時間20分(標準モード使用時)と燃費がよいのがおすすめポイント

4つの安全装置を搭載しているので、キャンプでも安心して使用できます。

サイズ 幅312×奥行222×高さ290mm
重量 約2.6kg(カセットガス含まず)
発熱量 最大:1.0kW
連続燃焼時間 標準運転時:約3時間20分
弱運転時:約3時間55分
安全機能 不完全燃焼防止装置
立消え安全装置
転倒時消化装置
圧力感知安全装置

イワタニ マイ暖の購入者レビュー

・以前安物を購入するもガス漏れを起こしたので国産のこれを購入。さすがイワタニ製。信頼感が全然違って安心感抜群です。
・カセットガスボンベの価格を考えると燃費は悪いですが、電源不要かつ小型で場所を取らないわりに暖房能力があるので、狭い空間での短時間利用であればかなり使い勝手は良いと思います。

おすすめ②イワタニ デカ暖Ⅱ

出典:イワタニ公式サイト

小型石油ストーブに匹敵する暖かさが得られるイワタニ製カセットガスストーブの「デカ暖Ⅱ」。

セラミック筒・パンチングメタル筒・ステンレスメッシュ筒の3層構造からなる「熱溜め」効果により、少ないガス消費量で大きな暖房効果を発揮します

出典:イワタニ公式サイト

大きすぎず小さすぎずの程よいサイズ感で使い勝手がよく、ハンドル付きなのでキャンプでの持ち運びも楽々!

マイ暖と同様、4つの安全装置を搭載しているので、キャンプでも安心して使用できます。

サイズ 幅361×奥行311×高さ364mm
重量 約4.3kg(カセットガス含まず)
発熱量 最大:1.35kW
連続燃焼時間 約2時間30分
安全機能 不完全燃焼防止装置
立消え安全装置
転倒時消化装置
圧力感知安全装置

イワタニ デカ暖Ⅱの購入者レビュー

・それほど重くなく、どこでも買えるCB缶で使えるのが便利。車中泊のときに寒い明け方など換気と一酸化炭素チェッカーを使用しながら5分くらいつけると暖まる。
・キャンプのテント(2ルーム)の前室で使ってみましたが、別に持っているキャンプ用小型灯油ストーブ+熱源扇風機よりも遥かに早く暖まりますね。

おすすめ③イワタニ マル暖

出典:イワタニ公式サイト

ストーブの天板にやかんを置いてお湯が沸かせるイワタニ製のカセットガスストーブ「マル暖」。

マイ暖やデカ暖と違った丸くおしゃれなデザインが特徴的で、キャンプはもちろん、お部屋でも使用できるなど屋内外兼用として幅広いシーンに活躍します。

サイズ 幅343×奥行368×高さ382mm
重量 約4.5kg
発熱量 最大:2.09kW
連続燃焼時間 約1時間40分
安全機能 不完全燃焼防止装置
立消え安全装置
転倒時消化装置
圧力感知安全装置

イワタニ マル暖の購入者レビュー

・本当は石油ストーブを探していたのですが、サイズ感や管理のしやすさでこちらに決めました!デザインもマットなブラックが可愛い〜。
・せっかくキャンプで屋外使用するなら、やかんをかけて湯沸かしできたら・・・。あった〜!コレです、コレ!早く冬キャンに持って行きたいです。

おすすめ④イワタニ 風暖(KAZEDAN)

出典:イワタニ公式サイト

温風効果で室内の隅々まで暖めることができるファンヒーター方式のイワタニ製「風暖(KAZEDAN)」。

カセットガスの燃焼熱を電気に変換することでファンを回し、室内の平均温度が8分後に+6.4℃、15分後で+7.8℃も上昇するなど暖房能力に優れます。

出典:イワタニ公式サイト

4つの安全装置に加え、点火時にファンが回らず本体が熱くなり続けたときに自動的にガスを遮断する「温度過昇防止安全装置」を搭載

キャンプでより暖房効果が得られるカセットガスストーブをお探しの方におすすめです。

サイズ 幅319×奥行260×高さ438mm
重量 約4.7kg(カセットガス含まず)
発熱量 最大:2.0kW
連続燃焼時間 標準運転時:約1時間40分
弱運転時:約2時間30分
安全機能 不完全燃焼防止装置
立消え安全装置
転倒時消化装置
圧力感知安全装置
温度過昇防止安全装置

イワタニ 風暖(KAZEDAN)の購入者レビュー

・コンパクトで電気のいらないファンヒーターというのが魅力です。
・耐久性がよく、6畳間がすぐに暖まり重宝しています。この風暖は、消火の際に多少ガス臭さがありますが、石油ストーブほど酷くないので大して気になりません。

おすすめ⑤センゴクアラジン ポータブルガスストーブ

出典:Amazon

レトロでおしゃれなデザインのストーブが世界中のキャンプ愛好者から絶大な人気を誇る英国アラジン社と、製造元である「センゴクアラジン」との技術を融合させたポータブルガスストーブ。

アラジンの代名詞でもある石油ストーブ「ブルーフレーム」をモチーフにしたカセットガスボンベ仕様です。

出典:アラジン公式サイト

炎を中心に集め効率よく燃焼する「トルネードバーナー」を採用し、酸素が十分に供給された状態のブルーフレーム(青い炎)でふんわりと暖かい暖房効果を実現

キャンプサイトをおしゃれに演出できるカセットガスストーブをお探しの方におすすめです。

サイズ 幅320×奥行335×高さ390mm
重量 約5.7kg
発熱量 2.0kW〜0.8kW
連続燃焼時間 強:約1時間40分、弱:約4時間20分
安全機能 圧力感知安全装置
不完全燃焼防止装置
転倒時消化装置
立消え安全装置

センゴクアラジン ポータブルガスストーブの購入者レビュー

・ビジュアルでひとめぼれしました。災害用に買ってみました。カセットコンロのガスでちゃんとつきます。軽くて持ち歩き自由自在です。
・速暖性が高く、手軽なカセットガスということもありキャンプで重宝しています。

おすすめ⑥センゴクアラジン シルバークイーン

出典:Amazon

1970年代に製造・販売していたアラジン社が誇る反射型ストーブ「シルバークイーン」の復刻版ポータブルガスストーブ。

生産終了となり40年以上が経っても根強いファンを持つ反射型石油ストーブの女王がガスストーブ仕様として復活しました。

出典:アラジン公式サイト

コンパクトながら広範囲に熱を反射するよう設計させた3D曲面の全面反射板により速暖性に優れ、2人を同時に温めることが可能。

2層の赤熱層を設けることで熱をしっかり反射させることができ、弱燃焼でもあったか暖房効果を得ることができます。

サイズ 幅370×奥行296×高さ335mm
重量 約4.2kg
発熱量 1.4kW〜0.5kW
連続燃焼時間 強:2時間30分、弱:7時間
安全機能 圧力感知安全装置
不完全燃焼防止装置
転倒時消化装置
立消え安全装置

センゴクアラジン シルバークイーンの購入者レビュー

・小さいけど(強なら)とても暖かくなります。見た目も可愛くとても気に入ってます。
・現状のガスストーブの中では圧倒的な使い勝手の良さです。決めてとして弱運転の素晴らしさ。経済的にも性能的にも申し分ないです。

おすすめ⑦ロゴス×センゴクアラジン パノラマガスストーブ

出典:ロゴス公式サイト

アウトドアブランド「ロゴス」とアラジンの製造元である「センゴクアラジン」が共同開発したコンパクトタイプのガスストーブ。

アラジンが誇るブルーフレームヒーターをモチーフに、360度どこからでも青い炎が楽しめるロゴス独自の限定カセットボンベ仕様がポイントです。

出典:ロゴス公式サイト

同じくロゴスとセンゴクアラジンがコラボした木製天板の囲炉裏テーブルと組み合わすことで、ストーブを囲みながら家族と温かく過ごすことが可能。

可愛い収納袋が付属しているほか別売りの専用バッグも販売しているので、キャンプ場まで衝撃や汚れを防止しながら安心して持ち運びできます。

サイズ 幅330×奥行335×高さ386mm
重量 約6.3kg
発熱量 強:2.0kW、弱:0.8kW
連続燃焼時間 (約)強:1時間40分、弱:4時間20分
安全機能 圧力感知安全装置(閉止型)
立消え安全装置
転倒時消化装置
不完全燃焼防止装置

ロゴス×センゴクアラジン パノラマガスストーブの購入者レビュー

・火の様子を全体的に確認できるのでとても雰囲気良いです。天板にストーブファンを設置し、上部に上がった暖かな空気を室内へ回しやすくなります。
・上にやかんなど置けたら、もっといいかもね!

カセットガスストーブの性能を100%発揮するには「寒冷地仕様」のカセットボンベが効果的!

出典:イワタニ公式サイト

カセットガスストーブの本来持つ暖房能力を100%発揮するには、「寒冷地仕様」のカセットボンベを使用するのが効果的です。

寒冷地仕様のカセットボンベを使うことで、冷え込みの厳しい冬キャンプでも安定した燃焼効果を維持することができます。

カセットボンベ内の液化ガスには、「ブタン(ノルマンブタン)」と「イソブタン」「プロパン」の3つの成分があり、それぞれ気化温度が異なるため外気温の影響により燃焼効果に違いが現れます。

液化ガス 気化温度
ブタン(ノルマンブタン) マイナス0.5℃
イソブタン マイナス11.7℃
プロパン マイナス42.1℃

一般的なカセットボンベには「ブタンガス」が主成分となっており、上記のようにマイナス0.5℃以下では気化せず燃焼することが出来ません。

しかし、氷点下でも気化する「イソブタン」や「プロパン」が配合された寒冷地仕様のカセットボンベなら、ドロップダウン現象(低温下で気化せず火がつかない)を防止することができ、冬キャンプでも外気温に影響されることなくカセットガスストーブの性能を100%発揮することが可能です。

【関連記事】「CB缶のドロップダウン現象を防ぐ対策とは?OD缶やブースターも紹介

まとめ

今回は、「カセットガスストーブのデメリット」や「カセットガスストーブがキャンプに最適な理由」についてご紹介してみました。

カセットガスストーブは、石油ストーブより暖房効果が低くランニングコストが高いなどデメリットがありますが、それ以上にメリットが満載でキャンプ用ストーブにおすすめ!

今回紹介した「メリット・デメリット」や「おすすめモデル」を参考に、カセットガスストーブを取り入れ快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!

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ZEEN

元アウトドアショップスタッフのZEENです。人類が月面着陸した時代に大阪の橋の麓で生まれました。山の魅力にどっぷりハマって早15年。山頂キャンプをこよなく愛し、浅く・広く・ゆる〜く♬アウトドア活動に励んでいます。接客経験や実体験を元に、役立つアウトドア情報を発信していきます!