キャンプ飯

2020年8月20日 /

絶対に成功するスキレットを使ったローストビーフの作り方!キャンプで使える時短簡単レシピ!

happeaceflower

キャンプの調理器具として人気の「スキレット」。簡単な料理から、手のこんだ料理まで、幅広く作れるのが魅力ですよね。

ソロ用の小さい物から、ファミリー向けの物まで、たくさんの種類のスキレットがあり、家庭でもスキレット料理を楽しむ人も増えています。

今回は、スキレットで簡単に作れる「ローストビーフ」をご紹介します。

短時間&ほぼほったらかしで出来るので、時短で作りたいキャンプ飯にもぴったり!

ぜひ参考にしてみてください。

スキレットとローストビーフは相性抜群!

スキレットの魅力は、なんといっても「熱伝導の良さ」と「保温性」。

時短で調理ができて、ある程度ほったらかしでも、予熱で仕上げてくれるスグレモノなのです。

ローストビーフで大事なのは、最初に高温で表面に焼き目をつけること。

スキレットは、熱伝導が良いので、高温かつ短時間で焼き目をつけ、肉の旨味を閉じ込めることができるのです。

そして、肉の内側をレアに仕上げる為には、じんわりとした調理が必要。スキレットの保温性の特性から、じんわり調理が可能なのです。さらに、火を消した後も、予熱で柔らかに仕上げることが可能。

以上のことから、スキレットとローストビーフは最高の相性と言えます。

それでは、さっそくローストビーフを作っていきましょう!

材料

材料(2人前)

  • 牛肉ブロック(赤身)・・・200〜300g
  • 赤ワイン・・・100cc
  • バター・・・大さじ1
  • 砂糖・・・大さじ1
  • 醤油・・・大さじ1
  • お好みの塩&スパイス(ガーリック配合がおすすめ)

牛肉のブロック(かたまり肉)を使います。もも・ロース・ヒレ・サーロインなど、赤身が多い部位がおすすめです。脂が多い部位だと、冷めた時に硬くなってしまうのが理由です。

肉の量は、使うスキレットや人数に合わせてください。(1人分100〜150g)

今回は、牛肩ロース肉230gを使いました。

肉の味付けは、クレイジーソルトやアウトドアスパイスがおすすめ。塩やガーリック、肉に合うスパイスが配合されているからです。

今回は、クレイジースパイスと黒瀬スパイスを使いました。

作り方

1.スパイスをすりこむ

冷蔵庫から肉を取り出し、クレイジーソルト・黒瀬スパイスなどを肉にすりこんでいきます。肉の表面が、まんべんなくスパイスで埋まるぐらいが目安。

通常は、にんにくをすりこんでから、塩・コショウをします。時短で作りたい時は、ガーリック入りのスパイスソルトが便利。

2.肉を常温に戻す

スパイスをすりこんだら、キッチンペーパーに包んで、1時間ほど放置して常温に戻します。炎天下のキャンプ場では、放置は危険なので、発泡のケースやクーラー(氷なし)に入れるなどの工夫が必要です。

キャンプ場へ着くまでの移動中に、安全な方法で常温に戻すのをおすすめします。

冷蔵庫から出したての肉は、温度が低く長時間加熱することになります。ローストビーフは、肉の赤みを残さなければいけませんから、長時間の加熱はNG。常温に戻してから調理するのが必須なのです。

3.スキレットを加熱する

肉を常温に戻したら、さっそく焼いていきましょう!

と、その前にスキレットを加熱します。ガンガン強火で熱して、白い煙がたったら、肉を投入します。

スキレットを十分に熱するのは、短時間で焦げ目をつけ、肉汁や脂肪分などの旨味をとじこめるため。

4.肉を全面焼いていく

裏表だけじゃなく、トングなどを使って肉の側面もしっかり焼いていきましょう。ひとつの面につき、30秒ぐらいが目安です。

強火で短時間で焼くのがコツ。焼きすぎると、赤みが少なくなるので、表面だけ焦げ目がつけばオッケー!

5.蒸し焼きにする

赤ワイン100ccを入れます。強火でアルコールを飛ばしてください。

フタをして、弱火で5分間蒸し焼きにしていきます。5分たったら、火を止めてフタを開けずにそのまま5分放置します。

スキレットは保温性が抜群なので、火を消してから予熱で調理すると、柔らかく仕上がるのです。

6.アルミホイルで包み粗熱を取る

アルミホイルで包んで粗熱を取ります。肉を休ませて、肉汁が流れ出すのを防ぐためです。すぐに切ってしまうと、せっかく最初に強火で肉汁を閉じ込めたのが、台無しになってしまいます・・・。

7.ソースを作る

粗熱をとっている間に、ソースを作りましょう。スキレットに残った赤ワインを利用してソースを作っていきます。

砂糖大さじ1、醤油大さじ1を足して、弱火で温めます。

仕上げにバター大さじ1を入れて出来上がりです。普通のバターの他に、ガーリック入りのマーガリンもおすすめ。

赤ワインが苦手な人は、水を足して薄めるなどして調整してみてください。

8.付け合せを作る

ソースを作り終わっても、まだローストビーフの粗熱はとれていません。

ローストビーフだけでも十分美味しいのですが、付け合せがあると、より一層ローストビーフが引き立ちます。盛り付けも華やかになって一石二鳥!

ローストビーフの付け合せは、マッシュポテトが王道ですよね。でも、じゃがいもを茹でて潰して味付けして・・・。って、ちょっと面倒ですよね?

せっかく時短でローストビーフを作ったのなら、付け合せも時短しちゃいましょう。

キャンプでおすすめの常温保存できる美味しいインスタント食品9選!」

の記事でも紹介した、「北海道じゃがマッシュ」で、バジル風味のじゃがマッシュを作っていきます。

北海道じゃがマッシュ30gに対して、お湯を120cc注いで混ぜます。

できたマッシュポテトに、バジルソースを入れて混ぜると、バジル風味のマッシュポテトの出来上がり!今回は、キューピーの「イタリアンテバジルソース」を使いました。

スキレットで簡単ローストビーフのできあがり!

それでは、さっそくローストビーフを切っていきましょう!

程よいレア感!!美味しそうな「ローストビーフ」の出来上がりです!

バジル風味のマッシュポテトと、プチトマトを付け合わせにしました。

まとめ

今回は、スキレットで簡単にできる、「ローストビーフ」をご紹介しました。

スキレットは熱伝導が良く、保温性もあるので、ローストビーフ作りにとても適しています。時短で作れるので、キャンプや家でも楽しめるスキレット料理です。

ぜひ、本記事を参考に、キャンプやお家時間をお楽しみください。

\ "いいね"と思ったらシェアをお願いします! /

happeaceflower

アウトドア全般が趣味の外遊び大好き女子です。キャンプ歴は16年。友達や家族とキャンプを楽しんでいます。そして、4年前に念願のソロキャンプデビューを果たし、現在では年間10回以上行く程ドハマりしています。キャンプギアマニアでアウトドアショップを巡る日々。オシャレキャンプからミニマムキャンプまで、色々挑戦中!