大人気のブランド「サバティカル」から初のシュラフ「スリーピングバッグ」が発売されました。なんとあの「NANGA」と共同開発されたシュラフなんです!
NANGAの高性能なシュラフをキャンパー仕様に一から考え直して作られたというスリーピングバッグ。
今回はこのサバティカル×NANGAのコラボシュラフ「スリーピングバッグ」を徹底調査していきます!
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サバティカル×NANGA「スリーピングバッグ」が新登場!
SABBATICAL(サバティカル)とは、YETI(イエティ)など海外のアウトドア用品を輸入販売しているA&F(エイアンドエフ)のオリジナルブランドです。
「地球の、道具。」をコンセプトに、2019年9月に販売を開始し、今でも入手困難な状況が続いているほど、大人気なブランドとなっています。
そんなサバティカルが老舗の寝袋メーカー「NANGA」とタッグを組み、初のシュラフ「スリーピングバッグ」を4月9日に発売しました。
NANGA(ナンガ)は、国内で洗浄された高品質のダウンを使用し、自社工場で製造から修理まで行っている日本で最も信頼のおける寝袋メーカーです。
NANGAのシュラフには、修理を無料で行う永久保証がついており、アフターケアも充実しています。
そんなNANGAの高品質な山岳用シュラフをベースに、サイズや快適性などキャンプ用に考え直して開発されたのがサバティカル「スリーピングバッグ」です。
サバティカル×NANGA「スリーピングバッグ」のラインナップ
今回発売されたスリーピングバッグには、オーロラDXシリーズとダウンバッグSTDシリーズがあります。それでは、それぞれの特徴を解説します。
オーロラDXシリーズ
オーロラDXシリーズは、NANGAの代表的な寝袋「オーロラライト」をベースに作られた防水、透湿性、耐久性に優れたダウンシュラフです。
表地には40デニールの丈夫な防水加工を施したナイロン生地オーロラテックスを採用し、760フィルパワーの高品質なダウンを使用しているのでシュラフカバーは必要ありません。
ダウンパックSTDよりも、ダウンのフィルパワーが高く、生地が分厚いので、保温性、耐久性に優れているのも特徴です。
オーロラ350DX(レギュラー860g/ショート820g)快適温度5℃~:27,940円(税込)
オーロラ450DX(レギュラー980g/ショート950g)快適温度0℃~:32,890円(税込)
オーロラ600DX(レギュラー1290g/ショート1230g)快適温度-4℃~:45,320円(税込)
オーロラ750DX(レギュラー1460g/ショート1400g)快適温度-8℃~:50,490円(税込)
オーロラ450DXカップラー(980g×2)快適温度0℃~:64,680円(税込)
ダウンバッグSTDシリーズ
ダウンバッグSTDシリーズは、オーロラDXシリーズよりも若干ゆとりのあるサイズ感ながらも軽量、コンパクトでコストパフォーマンスの高いダウンシュラフです。
表地には20デニールの引っ張りや摩擦強度が高く、軽量な合成繊維ナイロンタフタを採用し、650フィルパワーの高品質なダウンを使用することで、軽量化を実現しています。
ナイロンタフタはしわになりにくく、汚れが落ちやすいので、お手入れも簡単です。
ダウンバッグ350STD(レギュラー650g/ショート640g)快適温度8℃~:22,990円(税込)
ダウンバッグ450STD(レギュラー750g/ショート710g)快適温度5℃~:27,940円(税込)
ダウンバッグ600STD(レギュラー1040g/ショート1020g)快適温度0℃~:39,600円(税込)
ダウンバッグ450STDカップラー(750g×2)快適温度5℃~:54,780円(税込)
サバティカル×NANGA「スリーピングバッグ」こだわりポイント
スリーピングバッグのこだわりポイントを6つ紹介します。
こだわり①あぐらもかける寛ぎやすい仕様
出典:SABBATICAL公式サイト(撮影地:五光牧場オートキャンプ場)
身体にフィットする形状のマミー型シュラフは、保温性が高い反面、窮屈に感じる方も少なくありません。
スリーピングバッグもマミー型ですが、キャンプの快適性と保温性の絶妙なバランスを考えたオリジナルカッティングパターンで、身体の動きを妨げません。
高い保温力を保ながら寝返りがしやすく、あぐらもかけるギリギリのサイズ感となっています。
就寝時だけでなく、日中の寛ぐときにも使用できるのも嬉しいポイントです。
こだわり②テントと馴染むアースカラー
サバティカルのコンセプト「地球の、道具。」の通り、発売されているギアは自然に馴染むアースカラーで統一されています。スリーピングバッグも「グラスグリーン」という、サバティカルのテントと馴染むカラーです。
本体のカラーは全モデル一緒ですが、モデルごとに色分けされた視認用のカラーテープが取り付けられており、モデルを簡単に視認できる工夫もされています。
ロゴもシンプルで主張しすぎず、テントとスタイリングしやすいデザインとなっています。
こだわり③連結できる”カップラー”モデル
マミー型のシュラフは連結不可な製品がほとんどなので、2枚のシュラフを連結して使用したい場合は、必然的に封筒型のシュラフを選ぶことが多くなります。
封筒型は連結して使用できる反面、製品にもよりますがコンパクト性に欠けますし、保温力もマミー型には敵いません。
しかしスリーピングバッグは、マミー型でありながら2つのシュラフを連結させて使用することができます。
大人1人と子供1人でゆったりと使うことを想定して作られていますが、大人2人子供1人の3人でも使用可能です。小さいお子様がいるキャンパーさんも安心して使える仕様になっています。
こだわり④キャンパーのためのサイズ感
シュラフ本来の性能を発揮させ、より高い保温効果を得るためには、身長に合ったサイズのシュラフを選ぶことが重要です。
スリーピングバッグは、サバティカル×NANGAがキャンパーのために考えたオリジナルのサイズ感です。
オーロラDXのレギュラーは身長183㎝まで、ショートは身長165㎝まで対応、ダウンバッグSTDのレギュラーは身長180㎝まで、ショートは身長165㎝まで対応しています。
ショートサイズもあるので、小柄な方やお子様も無駄なスペースができずに暖かく過ごすことができます。
こだわり⑤収納しやすい収納バッグ
購入したときと同じようにシュラフを収納するのは意外と難しく、ちょっと緩く巻いてしまうと、収納バッグに入らないなんてことも・・・。
スリーピングバッグは収納バッグもオリジナルで、若干余裕のある収納しやすいサイズ感となっています。
また底の一部がメッシュになっており、空気が抜けやすい構造なので、より素早く簡単に収納することが可能です。
長期間保管するときのムレや湿度による品質の低下を防ぐ保管用メッシュストリージバッグも付属しています。別途購入する必要がないのも嬉しいですね。
こだわり⑥NANGAの永久保証が適用
NANGAのシュラフには「良いものを長く使ってほしい」というメーカーの思いから、すべてのシュラフに「永久保証」がついてます。「永久保証」は自社工場で生産しているNANGAだからこそできるサービスです。
この思いはサバティカルも同じであり、スリーピングバッグにもこのNANGAの永久保証が適用されます。
シュラフは決して安いものではないので、永久保証があれば安心して長く使えるのも嬉しいですね。
サバティカル×NANGA「スリーピングバッグ」はまさにキャンパーの理想!
サバティカル×NANGAのコラボシュラフ「スリーピングバッグ」を徹底調査しました。
保温性はもちろんのこと、耐久性、コンパクト性、快適性に優れており、「こんなシュラフがほしかった!」というまさにキャンパーの理想が詰まったシュラフでした!
機能だけでなく、デザインもオシャレでかっこいいので、ダウンシュラフを検討していた方はぜひチェックしてみてくださいね!