ソロキャンプで焚き火を扱うときに欠かせないのが耐熱グローブ。火傷から守ってくれるので、ある意味ボディーガード的頼れる存在です。
「どんな耐熱グローブを選べばよいか分からない・・・」
「軍手じゃ駄目・・・?耐熱グローブじゃなきゃ駄目な理由は?」
「ソロキャンプに向いてる耐熱グローブって?」
今回はそんな疑問をお持ちの方に向けて、耐熱グローブの失敗しない選び方をご紹介。さらに厳選したソロキャンプにおすすめの耐熱グローブも掲載していますのでぜひ参考にしてみてください。
耐熱グローブで焚き火キャンプを楽しもう!
出典:楽天市場
耐熱グローブとは、焚き火やガスバーナーなど火を取り扱うときに火傷から手を保護してくれるグローブのこと。耐熱グローブを使用することで安全な焚き火キャンプを楽しむことができます。
耐熱グローブの効果が以下のとおり。
- 焚き火から火傷を防ぐ
- 熱したクッカーやスキレットが直接持てる
- 薪割りで斧やナイフを扱うときの怪我防止
焚き火で薪を焚べるときや炭火でバーベキューをするとき、また薪割りで斧やナイフを扱うときの怪我防止に効果的。焚き火キャンプを楽しむうえで欠かせない必須アイテムです。
失敗しない!耐熱グローブの選び方
耐熱グローブを選ぶときにチェックしたいポイントが以下の3つ。
- 耐熱グローブの素材(牛革orアラミド繊維)
- 耐熱グローブのタイプ(ショートorロング)
- 耐熱グローブのサイズ展開(フリーorS・M・L)
それでは失敗しない選び方のポイントをひとつひとつ解説していきます。
チェックポイント①:耐熱グローブの素材
耐熱グローブの素材には、主に「牛革」と「アラミド繊維」の2タイプがあります。各素材の特徴を知ることで、使用用途に応じた最適な耐熱グローブを選ぶことができます。
使い込むほど手に馴染む牛革
牛革は使い込むほど手に馴染み、伸縮性や通気性があるのが特徴。フィット感が高いので作業用にもおすすめです。牛革の耐熱温度は約120℃とされるので焚き火に薪を焚べる程度の使用や熱い調理器具を扱うときに最適です。
耐熱性や耐久性に優れたアラミド繊維
合成繊維であるアラミドは、消防服や防弾チョッキに採用されるほど耐熱性や耐久性に優れたスーパー繊維。耐熱温度が約500〜800℃と非常に高いので、燃焼温度の高い炭火調理におすすめです。
焚き火で軍手を使用すると、滑り止めの樹脂が熱で溶けるため危険です。また破れたりほつれたりしやすいので専用の耐熱グローブを使うようにしましょう。
チェックポイント②:耐熱グローブのタイプ(ショートorロング)
耐熱グローブには一般的な手首までのショートと、肘まで長さを設けたロングがあります。ショートタイプは手袋感覚で違和感なく使用できるのが特徴。着脱も簡単なので作業用としてもおすすめです。
またロングタイプは広範囲で火傷から守ってくれるので、本格的な焚き火調理やピザ窯での使用におすすめ。さらにダウンジャケットやフリースなど化繊ウエアで焚き火を扱うときもロングなら火の粉で袖に穴があく心配が軽減できます。
チェックポイント③:耐熱グローブのサイズ
耐熱グローブにはフリーサイズと各サイズが展開しているモデルがあります。フリーサイズは誰でも着用できるのがメリットですがフィット感に劣ります。S・M・Lなど各サイズを展開しているモデルなら、最適なフィット感を選ぶことができ、調理器具を持ち運ぶ際や細かな作業で使用するときに使いやすいでしょう。
ソロキャンプにおすすめの耐熱グローブとは?
焚き火台で暖を取ったりお湯を沸かしたり、ちょこっと簡単な調理を楽しむソロキャンプなら、牛革製のショートタイプがおすすめです。
その理由が以下のとおり。
- 手に馴染みやすいので操作性がよい
- 嵩張らず荷物にならない
- 無骨なソロスタイルにレザーが似合う
一番のポイントは携帯性。小さく持ち運べるほうが、バックパックや徒歩スタイルのソロキャンプに有利です。また最近人気の無骨なソロスタイルにも、ハイテク素材よりレザーのほうがお似合いです。
ソロキャンプにおすすめ!耐熱グローブ【おすすめ5選】
それではここから、ソロキャンプにおすすめの牛革製耐熱グローブを5つピックアップしてご紹介します。耐熱グローブ選びの最高にしてみてください。
おすすめ①MICRA MOKO:耐熱グローブ
出典:Amazon
Amazonで耐熱グローブベストセラー1位の人気焚き火グローブ。300℃の炭を握れるほどの耐熱性に親指付け根に滑り止めを兼ねた補強素材、裏生地には綿100%を使用しているので蒸れにくいのが特徴です。お財布に優しいお値段なので、初めて耐熱グローブを試してみたい方におすすめです。
サイズ | フリー(長さ約25cm:幅約14cm) |
素材 | 牛革 |
MICRA MOKOのレビューがこちら
キャンプで薪やスキレットを掴むため購入。熱いものは長時間掴めないですが、あると重宝します。
おすすめ②東和コーポレーション:EXTRAGUARD TAKIBI EG-012
出典:Amazon
作業用手袋の総合メーカーである東和コーポレーションの焚き火用グローブ。熱や摩擦に強い上質皮革の牛床革を採用し、手首までしっかりサポートするセミロングタイプです。オイル加工を施しているので最初から柔らかく、水に強いのが特徴。革の硬さが気になる方におすすめです。
サイズ | フリー |
素材 | 牛床革/裏生地:綿/当て:表革 |
EXTRAGUARD TAKIBIのレビューがこちら
スキレットや焚き火の薪のちょっとした調整は余裕。厚さもあるので斧やナイフのときにも安心です。
おすすめ③CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):ソフトレザーグローブ
出典:Amazon
多くのキャンパーに愛用されているキャンプテンスタッグの定番ソフトレザーグローブ。程よい柔らかさを持ち、「着脱のしやすさ」や「指の動かしやすさ」に高評価を得ています。
低価格ながら十分な耐熱性が備わっており、コスパに優れているのが特徴。S・M・Lの3サイズを展開しているのでフィット感を重視したい方におすすめです。
サイズ | S:全長245mm/中指の長さ70mm/手の平まわり200mm M:全長260mm/中指の長さ75mm/手の平まわり225mm L:全長260mm/中指の長さ80mm/手の平まわり245mm |
素材 | 牛革 |
ソフトレザーグローブのレビューがこちら
サイズが選べるのがよい。おかげでロープを結んだり割と細かい作業もこなせます。
おすすめ④DRESS:ゆるキャン△牛革アウトドアグローブ
ゆるキャン△×DRESSの牛革アウトドアグローブ。ゆるキャン△スタイルの女子キャンパーにおすすめです。焚き火でも安全に使えるよう十分な厚みと作業性に優れた柔らかさが特徴。裏地にはメッシュ素材を採用しているので蒸れにくく嫌な臭いも抑制します。
サイズ | M:全長24.0cm/中指の長さ8.5cm/手の平まわり11.5cm L:全長24.5cm/中指の長さ9.0cm/手の平まわり12.5cm XL:全長24.7cm/中指の長さ10.0cm/手の平まわり12.7cm |
素材 | 表地:牛革/裏地:ポリエステル |
ゆるキャン△牛革アウトドアグローブのレビューがこちら
軍手で済ませていましたが専用品のほうがよいなと。ロゴが可愛くてテンション上がりますよ!
おすすめ⑤GripSwany(グリップスワニー):TAKIBI GLOVE G-80
ゴールドラッシュ時代のアメリカで採掘用グローブ作りから始まったGripSwany(グリップスワニー)の焚き火グローブ。グリップスワニー独特の「スワニーイエロー」が特徴です。世界で初めて縫い糸にケブラー糸を採用したメーカーとして有名であり、その耐熱性や耐久性はお墨付き。焚き火やダッチオーブン料理におすすめです。
サイズ | フリー(26cm) |
素材 | 表:牛革100% 裏側:綿60%、ポリエステル40% 中綿:綿50%、ポリエステル50% |
TAKIBI GLOVEのレビューがこちら
デザインがとてもカッコいい!丈夫でしっかりしているからガシガシ使える。
まとめ
今回は焚き火キャンプの必需品である耐熱グローブをご紹介してみました。
耐熱グローブがあると火傷から手を守ることができ安全に焚き火が楽しめます。今回ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、最適な耐熱グローブを相棒に焚き火キャンプを楽しんでくださいね。