焚火台

【薪割り不要】大きい薪がそのまま入るソロ焚き火台おすすめ7選!

ZEEN

コンパクトなソロ焚き火台で火起こしする際、こんなお悩みはありませんか?

「大きい薪だと火床に収まらないので薪割りが必要・・・」
「暖を取ったり調理をしたりするときに火力が弱く物足りない・・・」
「・・・とは言え、大型の焚き火台だと重く嵩張りソロキャンプには不向き」

荷物を少しでも抑えたいソロキャンプにとって軽量コンパクトな焚き火台は持ち運びしやすく便利ですが、火床が小さいので大きい薪だとそのまま入らないのが困りもの・・・。

しかし、大きい薪をそのまま焚べて火起こしできれば薪割りする手間が省け大火力で燃焼できるなど、快適な焚き火キャンプを楽しむことが出来ますよね。

そこで今回は、「大きい薪がそのまま入り薪割り不要で火起こし出来ながら、なおかつコンパクトに持ち運びたい!」というワガママを可能にするソロ焚き火台をご紹介!

ソロキャンプでもワイルドな炎を楽しみたい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

大きい薪がそのまま入る焚き火台のメリット&デメリット

出典:TOKYOCRAFTS公式サイト

大きい薪がそのまま入る焚き火台には、以下のようなメリットがあります。

大きい薪がそのまま入る焚き火台のメリット
  1. 薪割り不要で火起こしできる
  2. 火力が高く暖房効果に優れる
  3. 幅広い調理が楽しめる

大きい薪がそのまま入れば薪割り作業を省くことができスムーズに火起こしできるほか、斧やノコギリなどの装備も不要となるので荷物を抑えることが可能です。

また、火力も高くなるので暖を取りたいときに暖かさを感じやすく、焚き火調理の幅も広がります。

出典:写真AC

その反面、大きい薪が入る焚き火台には以下のようなデメリットがあります。

大きい薪がそのまま入る焚き火台のデメリット
  1. 大型の焚き火台が必要となり持ち運びが不便
  2. 焚き火準備や撤収作業に時間が掛かる

市販の薪の長さは30〜40cmほどあるため、そのままスッポリ入れるためには火床の大きな大型焚き火台が必要となり、重量が重くなるほかコンパクト性に劣るなどソロキャンプには不向きです。

また、焚き火台が大きくなると組み立てや後片付けに時間が掛かり、何かと手間に感じてしまいます。

出典:ブッシュクラフトInc.公式サイト

そのため、ソロキャンプでも大きい薪をそのまま焚べて快適に焚き火キャンプを楽しむためには、コンパクトに収納し軽く持ち運べる「携帯性」と「大きい火床サイズ」を兼ね備えた焚き火台が最適です。

大きい薪がそのまま入るソロ焚き火台の選び方

大きい薪がそのまま入るソロ焚き火台を選ぶ時は、以下の3つのポイントに注目することでソロでもワイルドな焚き火キャンプを楽しむことが可能です。

ポイント①大きい薪が入るよう焚き火台の「火床サイズ」をチェックしよう!

出典:ロゴス/ブッシュクラフトInc./コールマン

焚き火台には、主に火床に壁面を設けた「ボックス・ピラミッド型」や壁面のない「フラット型」、また円盤状の「ディスク型」の3種類があり、それぞれ「火床の大きさ」や「薪の入れやすさ」に違いがあります。

形状 特徴
ボックス・ピラミッド型 ◯ 安定感がある
◯ 壁面があることで風に強く燃焼効率が高い
△ 火床スペースが限られ大きい薪が入らない
フラット型 ◯ 壁面がないので大きい薪でもそのまま載せられる
◯ 軽量コンパクトに収納でき持ち運びが便利
△ 風に弱く安定感に劣る
ディスク型 ◯ 薪を平置きにして直火気分が楽しめる
◯ 大人数で火を囲める
△ 円盤状のため収納サイズが大きくなる

一般的な焚き火台の形状に多い「ボックス・ピラミッド型」は、壁面を設けた形状なので火を起こした際に風に強く燃焼効率に優れるのが特徴ですが、その反面大きい薪をそのまま入れるためには広い火床スペースが必要となり、焚き火台自体が大きくなるほか重量も重くなり、ソロキャンプには不向きとなります。

また、「ディスク型」は大きい薪でも平置きに載せることが出来ますが、火床が円盤状のためコンパクトに折りたたむことが出来ず嵩張りやすいため、こちらもソロキャンプには不向きです。

その点、壁面を持たない形状の「フラット型」は、大きい薪でも火床に載せやすく、シンプル構造で軽量コンパクトに持ち運び出来るためソロキャンプの焚き火台に最適です。

焚き火リフレクターや焚き火シートがあればより効果的!

壁面のない構造の「フラット型」は風の影響を受けやすいのがデメリット。そのため焚き火リフレクター(風防)を使用すると効果的です。また焚き火台を使用する際は、地面に優しく火起こしできる「焚き火シート」もお忘れなく!

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ポイント②持ち運びのしやすさをチェックしよう!

出典:TOKYOCRAFTS公式サイト

持ち運びのしやすさも、ソロキャンプの快適性を左右する重要なチェックポイントです。

そのため、大きい薪が入るよう展開サイズ(火床スペース)をチェックした際、「収納サイズ」もチェックするようにしましょう。

なかには、A4サイズほどの書類並みに薄く折りたためたりバックパックのサイドポケットに収納できるほどコンパクトに出来るなど携帯性に優れたモデルがあり、移動時の持ち運びが快適になります。

収納ケースが付属しているかも要チェック!

収納ケースが付属していると、移動時に傷が付くのを防止できるほか、使用して汚れた焚き火台でも周囲を汚さず持ち運ぶことが可能です。

ポイント③「ゴトク」が付属していると焚き火調理が可能!

出典:TOKYOCRAFTS公式サイト

焚き火台に「ゴトク」が付属していると、クッカーやケトルなどの調理器具を載せ焚き火調理を楽しむことが可能です。

特に大きい薪で火起こしできる焚き火台だと高火力が期待でき、幅広い調理が可能となります。

そのため、現地でゴトクが無いことに気が付き途方に暮れないためにも、選ぶときにはゴトクが付属し調理に対応しているかをチェックするようにしましょう。

大きい薪がそのまま入るソロ焚き火台おすすめ7選

それではここから、「大きい薪をそのまま入れて火起こしできながら、コンパクトに収納して持ち運びたい!」というワガママを可能にするソロ焚き火台をご紹介していきます。

40cmサイズの薪でも薪割り不要で火起こしでき、軽量コンパクトに持ち運びできる「フラット型」を厳選しましたので、選ぶポイントを踏まえたうえで用途に合ったお気に入りを見つけてみてくださいね!

おすすめ①【パーゴワークス】 ニンジャファイアースタンド ソロ

出典:パーゴワークス公式サイト

「Pack and GO!(荷物を詰め込んで出かけよう!)」をコンセプトに軽量かつ機能的なギアを展開する日本発アウトドアブランド「パーゴワークス」の最軽量焚き火台。

ステンレスメッシュを火床に採用し、重量わずか275gと非常に軽くバックパックのサイドポケットに収納できるほど軽量コンパクトに持ち歩けるのが特徴です。

出典:パーゴワークス公式サイト

シンプルな構造ながら耐荷重約4kgを確保しており、壁面を持たないので大きい薪をそのまま焚べることが可能。

トングにもなる五徳やミニマルな火吹き棒が付属しているのでパーツを買い足すことなく調理ができます。

サイズ 使用時:350×250×250mm
収納時:400×100×20mm
重量 275g
材質 ステンレス

パーゴワークス ニンジャファイアースタンド ソロの購入者レビュー

・軽さ収納強度など申し分なし!全面メッシュなので薪を置くだけでどんどん灰になっていきます。
・とんでもなく軽い!安定性も意外としっかりしており、燃焼効率も素晴らしいです。

おすすめ②【ブッシュクラフトInc.】 ウルトラライト ファイヤースタンド35×44 Ver.1.0

出典:Amazon

日本初にして唯一のブッシュクラフト専門ブランド「ブッシュクラフトInc.」から発売されているステンレスメッシュを採用した世界最軽量クラスのソロ焚き火台。

幅44cmを設けたフルフラットなフルサイズで大きい薪をそのまま焚べることができ、直火に近い地上高で焚き火を楽しめるのがポイントです。

出典:Amazon

フレームにチタンを採用し、本体重量352gとウルトラライトながら重い薪にもびくともしない堅牢性を兼ね備えているのが特徴。

別売りの「ステーブルスキッド2本」を装着しゴトクを乗せることで調理も可能です。

サイズ 使用時:35×44×高さ8cm
収納時:約44×7×7cm
重量 352g
材質 フレーム:チタン
火床:ステンレスメッシュ

ブッシュクラフトInc. ウルトラライト ファイヤースタンドの購入者レビュー

・軽くシンプルで薪の組み方が自由に出来る広さがあり、燃焼効率も抜群なので灰の後片付けがとても楽。
・軽さは言うまでもなく、直火感覚で太薪をそのまま載せられるのでゆっくり焚き火を楽しめます。

おすすめ③【ピコグリル】 398

出典:ピコグリル公式サイト

軽量コンパクトなソロ焚き火台として多くのキャンパーから絶大な人気を誇り、フラット型焚き火台の元祖モデルとして有名なスイスSTC社「ピコグリル」の398。

折りたたみ式火床をフラットに展開することで大きい薪もそのまま入り、付属の310mm串を使って調理も可能です。

出典:ピコグリル公式サイト

高強度なステンレス鋼をフレームに採用しているので、最大2.5Lの鍋にも対応可能

厚さ10mmまでコンパクトに折りたたむことができ、バックパックに収納し持ち運ぶことができます。

サイズ 使用時:380×250×250mm
収納時:335×235×10mm
重量 フレームと火床:365g
収納ケース:50g
材質 ステンレス鋼

ピコグリル 398の購入者レビュー

・とても軽くて収納性が抜群!調理したいときは100均の網を載せて焼いています。
・太めの薪でも安定性抜群で片付けも楽!ソロキャンには文句なし。

おすすめ④【Tokyo Camp】 焚き火台

出典:Amazon

「高貴な火遊び」をコンセプトに機能性とデザイン性を兼ね備えたギアを展開する新鋭アウトドアブランド「Tokyo Camp」のAmazonで圧倒的人気を誇るフラット型焚き火台

日本が世界に誇る旧車のデザインからインスピレーションを受け、角のある無骨なスタイルながら懐かしさと新しさを感じるデザインが人気です。

出典:Amazon

A4サイズほどに収納できるコンパクトタイプでありながら大きい薪をそのまま焚べることができ、薪割り不要で焚き火を楽しむことが可能。

誰でも15秒ほどで簡単に組み立てられ、手頃な価格がおすすめです。

サイズ 使用時:(約)幅40.2×奥行21.2×高さ26.8cm
収納時:(約)32×22cm
重量 約985g
材質 ステンレス

Tokyo Camp 焚き火台の購入者レビュー

・逆ピラミッドタイプを20年くらい使用していましたが、大きい薪を燃やせるのが大きな違い。長らく使えそうです。
・市販の木やキャンプ場にある半端な木も、色々なサイズの木をそのまま入れることができて使いやすかった。

TokyoCamp焚き火台の詳細レビューは、こちらの記事をご参考に!

コスパ最強!TokyoCampの折りたたみ式焚き火台を詳細レビュー!

おすすめ⑤【バンドック】 焚き火台 LOTUS

出典:バンドック公式サイト

耐久性に優れたステンレス鋼をフレーム素材に採用したバンドックの焚き火台LOTUS。

軽量コンパクトで持ち運びに優れ、幅370mmのフラットな火床で大きい薪をそのまま焚べることができます。

出典:バンドック公式サイト

網が付属しているので鉄板やケトルをのせ調理することができ、ダッチオーブンが置けるほどの安定感がポイント

厚さ30mmまでコンパクトに分解し、付属の収納ケースに入れ手軽に持ち運ぶことができます。

サイズ 使用時:(約)370×370×310mm
収納時:(約)330×240×30mm
重量 約1.0kg
材質 ステンレス鋼

バンドック 焚き火台 LOTUSの購入者レビュー

・携帯性と実用性でダントツ!焚き火台の上で骨組みが交差していますが、これが薪を立てかけるのに最高。いい感じで炎が上がります。
・コンパクトさと裏腹に、大きい薪も存分に入れられる余裕の大きさ。しかも収納袋が優逸で、焚き火シートやナイフ、手袋、フイゴをセットに入れています。

おすすめ⑥【ベルモント】 焚き火台TABI(グリルエクステンション付き)

出典:ベルモント公式サイト

金属加工の街として有名な新潟県三条市に本社を構え、釣り用品やアウトドア用品を製造販売している「ベルモント」のチタン製焚き火台。

本体重量298gと非常に軽量ながら3本脚構造により耐久性に優れ、火床で約15kgもの耐荷重を誇ります

出典:ベルモント公式サイト

網が付属しているので焼き調理がすぐ楽しめるほか、グリルエクステンションも付いているのでクッカーなども載せられ、同時に複数の調理も可能。

側板を取り外すことで大きい薪もそのまま焚べることができます。

サイズ 使用時:237×360×170mm
収納時:178×360×15mm
重量 約478g(本体:298g、側板:29g、網:96g、グリル:55g)
材質 本体:チタニウム・18-8ステンレス

ベルモント 焚き火台 TABIの購入者レビュー

・3組のしっかりした脚でかなり安定感がありますが、薪受けと側板がチタンなので軽いです。
・大きい薪を使用するときに両サイドのプレートを外すことが出来て便利ですね。

おすすめ⑦【TOKYO CRAFTS】 焚き火台マクライト

出典:Amazon

You Tube「タナちゃんねる」でお馴染みの代表タナ氏が立ち上げたアウトドアブランド「TOKYO CRAFTS」のソロでもグループでも楽しめる軽量焚き火台。

バックパックに難なく入るスリムな収納サイズで手軽に持ち運ぶことができ、30〜40cmの薪も組める大きな火床がポイントです。

出典:Amazon

付属のゴトクをスタンドに置いたり側面パネルに置いたりすることで火床との距離を変えることができ、火加減を調整できるのが嬉しいポイント。

わずか3ステップで簡単に組み立てられ、片側の風防を取り外すことで灰を楽に捨てることができます

サイズ 使用時:幅36×奥行40×高さ32cm
収納時:幅21×奥行40×高さ2.5cm
重量 本体:794g、ゴトク:135g
材質 本体・ゴトク:ステンレス(SUS304)
収納ケース:ポリエステル

TOKYO CRAFTS 焚き火台マクライトの購入者レビュー

・小さく収納できるわけではないが、薄く収納できます。ソロでもファミキャンでもどちらも使えます。
・火床が広いので薪が組める。よ〜く燃えますよ!組み立て簡単、軽くてコンパクト。

まとめ

今回は、大きい薪がそのまま入るソロ焚き火台をご紹介してみました。

耐久性が高くロール状にコンパクトになるステンレスメッシュ製や火床を二分割にでき薄く持ち運びできる「フラット型」なら大きい薪をそのまま焚べてガンガン燃やすことができ、ソロキャンプでもワイルドな焚き火キャンプを実現することが可能です。

今回紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、大きい薪がそのまま入るソロ焚き火台を相棒に快適な焚き火キャンプを楽しんでみてくださいね!

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ZEEN

元アウトドアショップスタッフのZEENです。人類が月面着陸した時代に大阪の橋の麓で生まれました。山の魅力にどっぷりハマって早15年。山頂キャンプをこよなく愛し、浅く・広く・ゆる〜く♬アウトドア活動に励んでいます。接客経験や実体験を元に、役立つアウトドア情報を発信していきます!