キャンプやアウトドアの楽しみ方は人によってさまざまですが、キャンプ料理や調理を楽しむことは共通のポイントといえます。
料理や調理を楽しむ上で、火の運用に必須となるバーベキューコンロは、利用する人数や規模によって選び方なども異なります。
ここでは、10人以上用で使えるバーベキューコンロの選び方や、おすすめ品などを紹介していきます。
当記事のコンテンツ
10人以上用のバーベキューコンロを選ぶポイント
出典:コールマン公式サイト
10人以上で使用する大型のバーベキューコンロを選ぶ際は、各商品で推奨されている利用人数を目安にすることが前提ですが、その他にも「管理のしやすさ」「使いやすさ」などをチェックすることもポイントです。
サイズはLL以上
10人以上用のバーベキューコンロのサイズは、基本的にLLサイズ以上がおすすめとされていますが、寸法的な目安としては以下のようになります。
- 2~3人 30cm×20 cm
- 4~5人 40 cm×30cm
- 6~8人 60 cm×40cm
- 8~10人 80cm×40cm
8人~10人用のおすすめ寸法が80cm×40cmとなっているので、10人以上でコンロを使う場合は、この寸法以上のサイズのバーベキューコンロを選びましょう。
運用のしやすさをチェック
10人以上のバーベキューコンロはサイズが大きく、重量が重いことが前提としてあります。
そのため、コンロの運用のしやすさは選ぶ上でのひとつのポイントです。
例えば、コンロの脚にキャスターが付いている、分解して運べる、ハンドルが付いているなどであれば、運用もしやすくなるので、これらもあわせてチェックしましょう。
お手入れのしやすさ
せっかく購入したバーベキューコンロを長く使うためにも、定期的にしっかりとお手入れを行うことが大事です。
10人用のような大型コンロの場合は、小さいものに比べお手入れも大変になるため、「お手入れのしやすい仕様になっている」こともチェックポイントのひとつです。
素材のチェック
バーベキューコンロでは以下の素材が主に使われています。
スチール | 最もオーソドックスな素材で、種類も多く価格帯が安いことが大きな特徴です。
ですが、錆びに弱く耐久性が低く、また重量が重くなってしまうことがデメリットとしてあります。 |
ステンレス | 錆びに強く耐久性が高く、またスチール製に比べ重量も軽いのが大きな特徴です。
スチール製に比べ価格帯が高いことがデメリットとしてあります。 |
アルミ | 錆びに強く耐久性が高く、他の2素材に比べ重量が軽いのが大きな特徴です。
ですが、素材の中では最も価格が高く、また、他の素材に比べ種類も少ないため、選択肢が少ないこともデメリットです。 |
このように、バーベキューコンロは使っている素材によっても「価格帯」「耐久性」「重量」などが異なります。
コンロの使用頻度やシーンなどに応じて、それぞれに合ったタイプの素材を選ぶようにしましょう。
付属品や便利機能
上記のポイント以外にも、スタイルやシーンに応じて付属品や便利機能などをチェックしておくとよりバーベキューコンロを便利に楽しく使えます。
例えば、鉄板や網を覆うフードや、火力調整が可能なガス式、またそれに付属する温度計などがあれば、調理の幅が広がり、キャンプ料理をより楽しむことができます。
その他にも、ワンタッチで脱着できるタイプのコンロであれば、お手入れや後片付けもしやすかったりもします。
スタイルやシーンに応じて付属や便利機能をチェックしておけば、便利に快適にバーベキューコンロを使えます。
10人以上用のバーベキューコンロのおすすめ5選
ここまでの情報を踏まえ、ここからは10人以上で使える大型バーベキューコンロのおすすめ品を紹介していきます。
尾上製作所(ONOE) イクシードバーベキューコンロ-75
出典:Amazon
メーカー | 尾上製作所 |
サイズ | 765mm×400mm |
重量 | 6.5㎏ |
素材 | スチール |
備考 | キャスター |
スタンダードでスリムなタイプのバーベキューコンロです。
炭受けには錆びにくいステンレスが使われているので安心して水洗いでお手入れもできます。
細長いタイプのコンロなので、シーンやレイアウトに応じても幅広く使いやすく、また、大型コンロの中では価格帯も安い方なので、初心者の方にもおすすめです。
コールマン(Coleman) クールスパイダープロ L ファン
出典:コールマン公式サイト
メーカー | コールマン |
サイズ | 800mm×520mm |
重量 | 7.7㎏ |
素材 | ステンレス |
備考 | ファン、引き出し式ロストル |
コールマンが販売する10人用バーベキューコンロです。
この商品の特徴は耐久性が高く、重量が軽いステンレス製であることに加え、火力をコントロールできるファンが付いていることです。
ファンを使って風を送ることで、安定した火力を保つことができます。
また、炭の継ぎ足しがしやすい引き出し式ロストルや、焼網の高さが4段階に調節できる機能など、初心者でも気軽に簡単に使える点もこの商品のおすすめポイントです。
日本製 ドラム缶バーベキューコンロ Eセット
出典:ヤフーショッピング
販売 | 株式会社瀧商店 |
サイズ | 800mm×500mm |
重量 | 17㎏ |
素材 | スチール |
備考 | サイドテーブル |
200Lのドラム缶を半分にしたサイズの大型バーベキューコンロです。
そのインパクトのある見た目で雰囲気のあるバーベキューが楽しめるのはもちろん、両サイドに設置されたサイドテーブルでコンロを囲うように食事も楽しめます。
重量は他のコンロに比べると重たいですが、頑丈で耐久性が高いため長く使うことができます。
コールマン(Coleman) ロードトリップグリルLXE-J
出典:Amazon
メーカー | コールマン |
サイズ | 1180mm×460mm |
重量 | 18㎏ |
素材 | スチール |
備考 | サイドテーブル、燃料ガス |
持ち運びがしやすい折り畳みタイプのガス式バーベキューコンロです。
ワンタッチ式のガス燃料なので、炭による火起こしの必要がなく、初心者の方でも火が簡単に起こせ、時間も短縮できます。
ガスコンロが2基ついているため調理を料理によって使い分けることができ、1つのコンロで幅広い本格的なキャンプ料理を楽しめます。
グリーンライフ バーベキューコンロ CBN-800
出典:ヤフーショッピング
メーカー | グリーンライフ |
サイズ | 1000mm×470mm |
素材 | スチール |
備考 | 火力調整 |
デザイン・カラー共にシンプルなタイプのスタンダードなバーベキューコンロです。
火種に程よく空気が入る大きめの通風孔や、「近火」「遠火」に切り替え可能な火力調整、またシーンに応じて高さ調整ができたりなど、シンプルなコンロでありながらも機能性は高いです。
スチール製ですが薄型タイプのコンロなので、女性でも片手で持ち運びがらくらくとできます。
まとめ
ここまで、10人以上で使える大型タイプのバーベキューコンロの選び方やおすすめ品を紹介してきました。
初心者の方や、初めてキャンプ・アウトドアを楽しまれる方は、使いやすさや価格帯を考えてコンロ選びをすることがおすすめですが、ある程度慣れて本格的なキャンプ・アウトドアを楽しみたくなれば、自分なりのこだわりでコンロを選ぶのもアリです。
バーベキューコンロは、キャンプ・アウトドアを楽しむ上で、料理に欠かせないツールのひとつなので、スタイルやシーンに応じて、自分が一番使いやすいと思うコンロを選びましょう。