ガレージブランド「YOKA（ヨカ）」のキャンプギアが今、とってもアツいです。2015年に誕生したYOKA。木製板を組み立てるアウトドア家具「パネルシリーズ」がヒットし、アウトドアシーンを席巻しました。
その後も焚き火台やテント、タープといったキャンプギアから釣竿に至るまで、精力的に製品をリリース。ユーザーをアッと驚かせるような、遊びゴコロとセンスに溢れたプロダクトが魅力のブランドです。
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始まりは”プレイデコ”
糊やハサミを使わずに、木と紙だけで組み立てる工作玩具”プレイデコ”をご存知でしょうか。誰でも簡単に作れる頑丈な玩具として瞬く間に人気を博し、2011年にグッドデザイン賞を受賞しました。プレイデコを考案した人物こそ、YOKA創業者の角田崇さんです。
YOKAのヒット作「パネルシリーズ」はプレイデコが原点。薄い板を穴に嵌め込むだけで、安定感のある家具ができあがります。
パネルシリーズ
パネルシリーズの本体パーツはすべて木でできています。重ねて畳める収納力は、キャンプにもってこい。取手や収納用ベルトなど、細かいところまで気配りの効いた設計でできており、非常にユーザビリティの高い家具シリーズと言えるでしょう。
PANEL CHAIR:D
「PANEL CHAIR:D」はパネルシリーズの定番アイテム。5枚の板を組み合わせるだけで、ゆったり座れるアウトドアチェアが完成します。
折りたたむと「D」の形にすべてのパーツが収まり、持ち運びもラクラク。通常の椅子と同等の強度試験を行っているのも安心ポイントです。
PANEL TABLE
テーブルはさらにシンプルで、なんと3つのパーツでできてしまいます。組み立て時は幅496mm、奥行372mm、高さ372mm。一人用の食事や調味料、ランタン、お酒などを配置するのにぴったりのサイズです。
PANEL SHELF
繊細に切り出した8つの板で作れるのが「PANEL SHELF」。スリムでコンパクトな2段シェルフでありながら、各段の耐荷重は12kgと十分なスペックを誇ります。
キャンプサイトのちょっとした収納としてはもちろんですが、家の中でもおしゃれなインテリアとして活躍するでしょう。
PANEL TOOLBOX
畳んだチェアやテーブルを収められるのが「PANEL TOOLBOX」。スタッキングも可能なため、ぜひ複数買いして色々な小物ギアを詰め込みたいアイテムです。
変幻自在のL字テーブル
1年以上の開発期間を経てリリースされたのが「L-TABEL」です。L字型のテーブル2台セットとなっており、自由に組み合わせることができます。
時には長方形に。時には真ん中を空けて。無限の可能性を秘めたトランスフォームテーブルはまさに、YOKAならではの遊びゴコロに溢れた逸品です。
満を持してYOKAの焚き火台
組み立て式木製家具を製作し続けてきたYOKAが2018年、満を持して鉄製の焚き火台を開発。「COOKING FIRE PIT」は重厚感あふれるデザインで、大きな薪でもガンガン焚べることができます。
グリルを設置すればキャンプ飯の本格調理もOK。グリルの高さを3段階調節できるスリットが施されており、様々な火加減で調理を楽しめます。
タフに使えるCOOKING FIRE PITですが、本体パーツは3つだけ。それぞれ少しずつ大きさを変えているので3つを重ねて仕舞えます。この辺りの収納術も、さすがYOKAといったところです。
憧れのテント内薪ストーブを実現
2019年、ついにYOKAからテントがリリースされました。インナーを排除したフロアレスのワンポールテント「YOKA TIPI」です。
特徴は何と言ってもテント上部に設けられた煙突穴。テント内で薪ストーブを楽しめる仕様になっています。寒い日でもワイルドにキャンプができる、憧れのテントが登場しました。
YOKAギアと相性抜群のタープ
「PUP TARP」はYOKA TIPIに連結可能。また、多彩な形に姿を変えることができるのもポイントです。端にはダブルジッパーが付いており、閉めると簡易シェルターに早変わり。
カラーはYOKA製品と相性抜群のダークカーキ。これ1張で、サイトがグッとスタイリッシュになること間違いなしです。
ワクワクが止まらないブランド
玩具から着想を得た組み立て式木製家具に始まり、可変テーブル、焚き火台、テント、タープと多彩なラインナップを揃えたYOKA。
長年、ものづくりに携わってきたバックボーンがあり、デザインやスペックは折り紙付き。YOKAが送り出すアイテムには「Toy（玩具）」のようなワクワク感と「Art（芸術）」のような職人技が垣間見えます。
そのすべてのプロダクトには「休日を最高のものにする」というメッセージが込められており、「余暇を楽しむのにうってつけのブランド」と言えるのではないでしょうか。
唯一無二の遊びゴコロとセンスを武器とするYOKAの今後に、目が離せません。
